広瀬すず、櫻井翔との紅白司会に「すごく安心」
平成最後となる「第69回NHK紅白歌合戦」司会者取材会が26日に同局で行われ、総合司会を務める内村光良、紅組司会の広瀬すず、白組司会の櫻井翔(嵐)が出席、大舞台を前に意気込みを語った。
大晦日恒例の国民的番組「紅白歌合戦」。初の司会に抜てきされた広瀬は、「何もかも教えていただきたいです」と恐縮しつつ、今年5月に公開された映画『ラプラスの魔女』で共演した櫻井が白組司会を務めることに「心強いというか『何かあれば問題なく言ってね』と言ってくださったので、その言葉にすごく安心しています」と信頼を口にした。
そんな広瀬に対して櫻井は、「『ラプラスの魔女』の撮影中、僕の専属トレーニングのコーチとして広瀬さんにいろいろと教えてもらっていたので、広瀬先生の背中を追いかけながらやりたいなと」と場を和ませると、広瀬も「映画の舞台あいさつや地方のキャンペーンも2人で周っていたことが多かったので、その感覚で紅白の司会もいけたらいいなと思います」と笑顔で意気込んでいた。そんな広瀬に内村が「去年、わたしが経験したことでいうと、リハーサルと本番は全然違うなと。あの組は化け物だ」とプレッシャーをかける一幕もあった。
また、2019年4月にスタートするNHK連続テレビ小説「なつぞら」のヒロインを担う広瀬。紅白司会に決定した反響を聞かれ「『なつぞら』の撮影現場には取材をしてもらったときの記事のページを壁に張ったりしていますが、いまは紅白の記事だけがたくさん貼ってあって、キャストの方に観ていただいています」と明かした。
さらに過去の紅白出演を振り返った櫻井が、「中居(正広)君がずっと袖で見守ってくれていたんですよね。司会の方が横で支えてくれた心強さは痛感したところではありますので、今回もうちの事務所からも初出場の歌手もいますし、多くのアーティストのみなさまをとにかく支えられるように、努めていけたらと思っております」と事務所の先輩である中居正広や、今年初出場を果たす後輩の King & Prince についてコメントしていた。(取材・文:中村好伸)
「第69回NHK紅白歌合戦」は2018年12月31日放送(午後7時15分~午後11時45分)