「リズム感ナシ」だけど『ボヘミアン・ラプソディ』主演!努力で克服していた
映画『ボヘミアン・ラプソディ』でクイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレック。フレディ役に決まる前から、自身に音楽の才能がないということをプロデューサーのグレアム・キングに告げていたという。
【動画】ラミのウインクも!キャスト陣が「シネマトゥデイ・ライブ」に生出演
ラミは「6時間のミーティングがあったんだけど、彼(キング)はテレビドラマ『MR. ROBOT/ミスター・ロボット』の僕しか知らなかった。同作で僕は愛想がなくて社会不安障害を抱えた主人公を演じていて、それはフレディ・マーキュリーとは全く違う。でも彼は僕の中に何かを見いだして、試してくれた。僕は『僕は歌手じゃない。ピアノも弾けない。ダンスフロアでは、リズムと呼べるかも分からない、変わった動きをする』と告げていたんだ」と打ち明ける。
ただたとえ音楽の才能がなくても、必死に努力をすれば、フレディを演じ切れる自信があったというラミ。Deadlineのインタビューでラミは「『時間をもらえれば、自分に足りない部分を助けてもらえれば、やれる』って伝えたんだ」と話した。
ラミは『ボヘミアン・ラプソディ』が公開されてからも、フレディについての研究を続けているのだそう。「ステージに立っている彼を見ると、ほとんど本能的に彼についてもっと知りたくなる。ステージに立っているときの彼には雄弁さと優雅さがあるんだ。頭からつま先までレザーの服を着たり、シャンパンをすすりながら観客に向かって、よかったら服を脱いでくれって言ったりするアーティストは滅多にいないよね。それなのに、彼には王の風格みたいなものがある」「この前も、彼の伝記を読み直して『ちゃんと演じられたかな?』って確認していたんだ」と明かした。(BANG Media International)