故スタン・リーさんの思いも込めて「東京コミコン2018」開幕!
30日、千葉・幕張メッセにて「東京コミコン2018」が開幕した。今年で3度目の開催となる本イベントは、初日から多くの人が詰めかけ、各企業が出展するブースや特設ステージでのトークショーなどを満喫していた。また、今年も海外から豪華なゲストが来日し、写真撮影会やサイン会でファンと交流を深める。
「コミコン」は、アメリカ・サンディエゴ発祥の映画・ドラマ・ゲームといったポップカルチャーが集結する祭典。コミコンはアメリカのみならず世界各国にも広がり、日本でも2016年より開催されている。
今年は『マイティ・ソー』シリーズなどのトム・ヒドルストンを筆頭に、エズラ・ミラー、ジェレミー・レナー、ピーター・ウェラー、ダニエル・ローガン、ラーナー・ダッグバーティ、オリヴァー&ジェームズ・フェルプス兄弟が東京コミコン参加のため来日。初日のオープニングイベントには、ジェレミーを除いた7名が参加し、開会をファンと共に祝福した。
会場には、先日95歳で亡くなったアメコミ界の巨匠、スタン・リーさんの追悼モニュメントが展示されている。彼への思いを自由に書き込むことができるメッセージボードも設置され、ファンは思い思いにメッセージを寄せていく姿が見受けられた。オープニングイベントでもスタンさんが東京コミコンに参加した時の映像が上映され、彼が手掛けた作品の編集後記に記される「エクセルシオール(更なる高みへ)!」も映し出された。
また、企業のブースでは、「マーベル」「スター・ウォーズ」、ワーナーブラザースジャパン合同会社が新作映画やアニメを引っさげ出展しているほか、『名探偵ピカチュウ』『バンブルビー』『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』など2019年注目の大作もブースを展開している。その他、『ダークナイト ライジング』のバットマンスーツや、『ターミネーター』よりT-800などのアイテムも展示されており、自由に写真を撮ることも可能だ。
期間中は「メインステージ」「BANZAIステージ」という2つのステージでトークショーやライブなどが開催予定。12月2日までの3日間、日本や世界のポップカルチャーに思う存分浸ることができる催しが目白押しだ。(編集部・倉本拓弥)
「東京コミコン2018」は11月30日から12月2日まで、千葉・幕張メッセで開催