『未来のミライ』『ムタフカズ』アニー賞作品賞ノミネート!最多は『インクレディブル・ファミリー』
現地時間3日、アニメ界のアカデミー賞とされる第46回アニー賞のノミネーションが発表され、細田守監督の映画『未来のミライ』と西見祥示郎監督の『ムタフカズ』がインディペンデント作品賞にノミネートされた。
インディペンデント作品賞は、アメリカでの上映館数が1,000館未満の作品、もしくはASIFA(国際アニメーションフィルム協会)が公認している世界4大アニメーション映画祭での作品賞受賞作を対象とした部門。細田監督は、前作『バケモノの子』(2015)に続いてのノミネートとなった。
最多ノミネートは、2004年に大ヒットを記録したディズニー/ピクサーアニメの続編『インクレディブル・ファミリー』で、作品賞を含む11部門でノミネート。同じくディズニー配給の『シュガー・ラッシュ:オンライン』(12月21日公開)が10部門で後に続く。
また、マーベルの人気ヒーロー・スパイダーマンが複数存在する世界を描いた『スパイダーマン:スパイダーバース』が高評価を背景に7部門でノミネート。『未来のミライ』はこれらの作品と並んで脚本賞候補にも選ばれた。授賞式は来年2月2日(現地時間)にカリフォルニア大学ロサンゼルス校のロイス・ホールで行われる。(編集部・入倉功一)
第46回アニー賞作品賞ノミネーションは以下の通り
作品賞
『アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~』
『インクレディブル・ファミリー』
『犬ヶ島』
『シュガー・ラッシュ:オンライン』
『スパイダーマン:スパイダーバース』
インディペンデント作品賞
『ディス・マグニフィセント・ケーキ!(英題) / This Magnificent Cake!』
『ムタフカズ』
『未来のミライ』
『ルーベン・ブラント、コレクター(英題) / Ruben Brandt, Collector』
『ティト・アンド・ザ・バーズ(英題) / Tito and the Birds』