土屋太鳳『春待つ僕ら』など注目作6選!
今週公開の映画
クリスマス気分にぴったりな『ミニオンズ』スタッフが手掛けるアニメーションや、土屋太鳳がヒロインを演じる青春ストーリーなど、今週公開の注目映画を紹介する。(編集部・大内啓輔)
ひねくれ者のグリンチがクリスマスを盗み出す!?
『グリンチ』12月14日公開
ドクター・スースの絵本を『ミニオンズ』などのスタジオがアニメーション映画化。ひねくれ者のグリンチがみんなの大好きなクリスマスを台無しにしてしまおうとするさまを描く。監督は『ペット』などのヤーロウ・チェイニーと『世界で一番パパが好き!』などに携ってきたスコット・モシャー。グリンチに声を吹き込むのは、ベネディクト・カンバーバッチ(日本語版は大泉洋)。同時上映は『ミニオンのミニミニ脱走』。
大人気シリーズ第5弾!舞台は1960年代東京
『映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS』12月14日公開
2014年から冬休み映画の定番として公開され、子どもたちに人気のアニメシリーズの劇場版第5弾。1960年代の東京を舞台に、母親を亡くした主人公・シン、姉を亡くした少年・イツキ、そして妖怪を見ることのできる少女・タエが妖怪たちとともに家族の魂を取り戻そうと奮闘する。ゲスト声優は、人気お笑い芸人のブルゾンちえみと俳優の小栗旬。
今度の敵はブロリー!記念すべき劇場版20作目
『ドラゴンボール超(スーパー) ブロリー』12月14日公開
劇場版『ドラゴンボール』シリーズの20作目となる本作は、今年3月に放送が終了したテレビアニメ「ドラゴンボール超」のその先が描かれる物語。宇宙最強の戦闘民族・サイヤ人をテーマに、伝説の超サイヤ人・ブロリーと悟空たちが戦いを繰り広げる。原作者の鳥山明が脚本とキャラクターデザインを担当し、監督を『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット』などの長峯達也が務める。
土屋太鳳、北村匠海、磯村勇斗ら人気若手キャストが集結!
『春待つ僕ら』12月14日公開
周囲に馴染めず友達のいない女子高校生と、イケメンバスケ男子が織りなす恋と友情を描いた、あなしんの人気コミックを実写映画化。主人公を土屋太鳳が演じ、バスケ部の“イケメン四天王”に北村匠海、磯村勇斗、杉野遥亮、稲葉友、主人公の幼なじみに小関裕太がふんする。『ROOKIES』シリーズなど青春ものを得意とする平川雄一朗監督がメガホンを取った。
幕末の新選組を描く、浅田次郎の人気時代小説を映画化!
『輪違屋糸里 京女たちの幕末』12月15日公開
浅田次郎の時代小説「新撰組三部作」の1作である同名小説をもとに、芹澤鴨の暗殺事件の謎を新選組隊士に思いを寄せた女性たちの視点から描き出していく、3組の男女の物語。主人公の糸里を『ソロモンの偽証』シリーズなどの藤野涼子、土方歳三を溝端淳平が演じるほか、松井玲奈、田畑智子、塚本高史らが共演。TVシリーズ「喧嘩屋右近」などの演出を務めた加島幹也が監督を務めた。
哀しみが彼女の血肉となった…「フランケンシュタイン」誕生に隠された女流作家の物語
『メアリーの総て』12月15日公開
古典ゴシック小説「フランケンシュタイン」をわずか18歳で生んだイギリスの女流作家、メアリー・シェリーの人生を追った物語。19世紀のイギリスを舞台に、名作誕生に隠されたメアリーの波乱に満ちた哀しくも美しい生涯を描く。メアリーをエル・ファニング、メアリーと恋に落ちる詩人パーシー・シェリーをダグラス・ブースが演じる。ほか、トム・スターリッジ、ベル・パウリーが脇を固め、『少女は自転車にのって』などを手掛けたサウジアラビア初の女性監督ハイファ・アル=マンスールがメガホンを取った。