『来る』柴田理恵の怪演「かっこよすぎる」と話題
公開中のホラー映画『来る』で、霊媒師を演じる柴田理恵が「カッコ良すぎる」と話題になっている(以下、一部ネタバレあり)。
澤村伊智による小説「ぼぎわんが、来る」を『告白』『渇き。』の鬼才・中島哲也監督が映画化した本作は、“あれ”に狙われるイクメンパパ・田原秀樹(妻夫木聡)とその周囲の人々の姿を描く。度重なる“あれ”による超常現象から家族を守りたい秀樹は、日本最強の霊媒師・比嘉琴子(松たか子)から、柴田ふんする霊媒師・逢坂セツ子を紹介してもらう。
逢坂は、昔テレビに出演していた“タレント霊媒師”で、最近はテレビでもあまり見かけなくなった人物。サングラスをかけ、ボサボサの髪でビジュアルのインパクト大な逢坂は、秀樹とオカルトライター・野崎和浩(岡田准一)に会ってすぐ、2人向かって“あれ”が「来ます」と断言する。動揺する秀樹に対し、冷静に対応する逢坂の様子から、霊媒師として凄腕であることが伺える。
エスカレートする”あれ”の攻撃で終盤では死人が続出。琴子の呼びかけで日本中の霊媒師が集結し、“あれ”の「祓いの儀式」をすることになる。”あれ”によって負傷した逢坂も儀式に参加。鬼気迫る祈祷シーンの一方、野崎や田原に独特のトーンで優しく語りかける逢坂の姿は圧巻だ。そんな逢坂役の柴田についてSNS上には「最高にカッコイイ」「柴田理恵が別格過ぎる」「最強にクール」と絶賛のコメントが寄せられている。
また、ボサボサの髪で普段とは違うメイクと服装に柴田と気づかなかった人も多かったようで、「全く気付かなかった」「エンドロールまで気づかなかった」「すごい女優さん」と驚きの声も上がっている。(編集部・梅山富美子)