大沢たかお『22年目の告白』監督&Pとタッグ 共演に賀来賢人、岩田剛典ら
俳優の大沢たかおが、2017年に興行収入24.1億円のヒットを記録した『22年目の告白-私が殺人犯です-』の入江悠監督&北島直明プロデューサーによる新作映画『AI崩壊』(2020年公開)で主演を務める。15日、ワーナー・ブラザース映画より発表された。2030年の日本を舞台に、AI(人工知能)の暴走を描くサスペンスで、共演に賀来賢人、岩田剛典、広瀬アリス、三浦友和ら(興行収入記録は日本映画製作者連盟調べ)。
本作は、入江監督のオリジナル脚本により、医療、金融、交通、セキュリティなど、AIが国民の生活を支える近未来を舞台にした物語。主人公で画期的なAIの開発者・天才科学者の桐生浩介に、『藁の楯 わらのたて』『風に立つライオン』などで北島プロデューサーと組んできた大沢たかおがふんする。共演の賀来、岩田、広瀬、三浦の役柄は明かされていない。
北島プロデューサーによると、本作では『22年目の告白-私が殺人犯です-』を大幅に上回る製作費を投入。日本を代表するAI研究者に取材を行い、20稿以上の改稿を重ねているという。
入江監督は、近年のAIの進歩をふまえ「人間とはなにか。生命とはなにか。文明とは。人間の仕事は減っていくのか。そして、私たちは人工知能の普及によって幸福になるのか。思弁的・哲学的な問いを内包しつつ、手に汗を握るノンストップ・サスペンス映画を作るべくキャスト・スタッフ一丸となって撮影へ臨みます」とコメントしている。
12月22日にクランクイン、2月下旬にクランクアップ予定。(編集部・石井百合子)