今夜『ミニオンズ』放送!可愛すぎる“あいつら”について知りたい4つのコト
映画『ミニオンズ』(2015)が20日よる9時よりフジテレビ系にて放送される。大人気キャラクター“ミニオン”の起源に迫る本作を観る前に、押さえておきたい基本的な事柄をいくつか紹介する。(編集部・大内啓輔)
“ミニオン”っていったい何者?
ミニオンとは『怪盗グルーの月泥棒 3D』(2010)、『怪盗グルーのミニオン危機一発』(2013)に登場して絶大な人気を博した黄色い謎の生き物。何よりもバナナが大好物というミニオンは、体長70cmほどで、いつも溶接用のゴーグルと防水オーバーオールを身につけている。いたずらが大好きで、予測不能な行動と負けず嫌いな性格が特徴だ。しかしながら、脳ミソの大きさはピーナッツの殻くらいしかないため、基本的に賢くはない。
『ミニオンズ』ってどんな物語?
そんなミニオンたちは人類が誕生するよりもずっと前から存在していたという設定で、これまでにもいろんな時代で歴史上の悪党たちに仕えてきたという過去を持つ。前2作では、怪盗グルーの部下に過ぎなかったミニオンたちだが、『ミニオンズ』では主役に大抜てき。最強で最悪なボスの仲間になることを生きがいとする彼らがグルーに出会う前に何をしていたのか、どうやってグルーと出会ったのかが初めて明かされることになる。
主役はこの3人!
物語は1968年、ティラノサウルス、原始人、ドラキュラ、ナポレオンなどに仕えてきたミニオンたちだったが、ついに仕えるボスがいなくなり、すっかりやる気をなくしていた。そんなとき、リーダーのケビンとスチュアート、ボブは新たなボスを探し求めて旅に出ることに。そして3人は初めてのニューヨークへと辿りつく。
頼れるリーダーのケビンは背が高く、細長い顔にちょこんとした髪の毛が特徴。一つ目のスチュアートは髪をセンター分けにした、バナナを誰よりも愛するクールで狂ったキャラクター。そして、弱虫で甘えん坊なボブは背が低く、頭はつるつるの可愛らしいルックスだ。フロリダ州・オーランドで“大悪党大会”が開かれることを知った3人は会場へ向かい、そこで理想どおりのボス候補であり、世界的な女悪党スカーレット・オーバーキルと出会うことになる。
可愛すぎるミニオン語の数々
謎な存在の彼らが話す、いわゆる“ミニオン語”は何を言っているのか理解不能な言語。このミニオン語は、節々に耳にしたことあるような言葉が出てくるように、実在のさまざまな言語が取り入れられたオリジナルな言語となっている。不思議な響きを持つ、陽気な彼らのおしゃべりが癖になりそう。冒険に繰り出す彼らの気持ちを理解して、おかしなミニオン語をマスターしてみたいところ。
本作の監督は「怪盗グルー」シリーズのピエール・コフィンと『ロラックスおじさんの秘密の種』のカイル・バルダ。声優としてサンドラ・ブロック、ジョン・ハム(『ベイビー・ドライバー』)、マイケル・キートン、アリソン・ジャネイ、スティーヴ・クーガン(『あなたを抱きしめる日まで』)ら著名な俳優陣が参加。日本語吹き替えキャストには、天海佑希、バナナマン、藤田彩華、宮野真守ら豪華メンバーが集っている。
また、現在公開中の『グリンチ』では、短編『ミニオンのミニミニ脱走』が同時上映。囚人服姿のミニオンが、刑務所から逃げ出そうとする物語が展開されていく。
映画『ミニオンズ』は12月20日21時~22時48分まで放送(一部地域を除く)