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『ボヘミアン・ラプソディ』ラミ・マレックの歌声を聴いたクイーンの反応は?

ブライアン・メイ、ラミ・マレック、ロジャー・テイラー
ブライアン・メイ、ラミ・マレック、ロジャー・テイラー - Mike Marsland / WireImage / Getty Images

 映画『ボヘミアン・ラプソディ』で主演を務めたラミ・マレックが、クイーンのメンバーに自身の歌声を聴かせたときのことについて振り返った。

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 クイーンのボーカルであるフレディ・マーキュリーの半生を描き、世界で大ヒットを記録している同作。歌唱シーンでは主にフレディ自身の声が使われているが、一部をフレディ役のラミと、フレディの声そっくりの歌手マーク・マーテルが担当したという。

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 ラミはクイーンのメンバーであるブライアン・メイロジャー・テイラーに初めてフレディとしての歌声を聴かせたときのことを「あれは地面が揺らぐほど衝撃的な経験だったよ」と苦笑い。しかし、レコーディングはロンドンの伝説的なアビーロード・スタジオで行われ、「一生忘れられない経験になった」と明かす。

 「録音スタジオの“聖域”だからね。あそこでレコーディングをしたレジェンドたちの写真がいたるところに飾られていて、ものすごくインスパイアされた。追加録音のために最後に行ったときに、ビートルズが使ったピアノを少し弾かせてもらえた。最高にうれしかったね。この仕事ではありとあらゆる感情を味わったけれど、気分が高揚したときは、これ以上望めないほどハイになった」

ボヘミアン・ラプソディ
(C) 2018 Twentieth Century Fox

 さらに「フレディにふんしてレコーディングしたテープをブライアンとロジャーと一緒に見たのも、素晴らしい時間だった」とラミ。「僕はてっきり、彼らがテープを見てからアビーロードに来たものと思っていたのだけれど、話しているうちに実はまだ見ていないとわかったんだ。誰よりもフレディをよく知っている二人に挟まれながら、フレディを演じる自分の姿を初めて見なければならなかった。どれほど怖い状況か、想像がつくよね」と当時の心境を告白。

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 それでも「自分はあんなふうに動ける。動きはちゃんとできるんだ」と気づき、そこから自信を引き出すようにしたといい、「彼の内気さは表現できるし、親しみやすいショーマンの部分も、やればできるとわかっていた。一番大変なのは、やはり歌だったね」と語った。

 また、そのときのブライアンとロジャーの反応については「ロジャーはいかにも彼らしくクールで無口だった。僕のことをつま先から頭のてっぺんまで眺めていたブライアンが、ものすごく褒めてくれて感動したね。フレディのカリスマ性を十分に表現するよう、全力で役づくりをしていたから、あの二人に認めてもらったことでインスパイアされたし、パワーももらえた」と明かしている。(編集部・中山雄一朗)

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