自分そっくりのハサミ人間が襲い掛かる…『ゲット・アウト』監督の新作ホラーが怖すぎる
映画『ゲット・アウト』のジョーダン・ピール監督が手掛けた新作ホラー『アス(原題) / Us』の予告編(海外版)が公開され、その恐ろしい世界観が明らかになった。
主人公は、過去のトラウマに取りつかれている女性アデレイド(『ブラックパンサー』のルピタ・ニョンゴ)。夏の休暇のため、少女時代を過ごした浜辺の家に、夫と子供たち2人を連れて行くところから物語は始まる。その夜、家に不気味な4人組が現れるが、彼らは自分たちに瓜二つで……。
予告編では「奴らはわたしたちとそっくり。奴らはわたしたちのように考える。奴らはわたしたちがどこにいるか知っている。わたしたちは移動し続けなければ。奴らはわたしたちを殺すまで止まらない、もしくはわたしたちが奴らを殺すまで」というナレーションとともに、ショッキングなシーンが次々と映し出される。ドッペルゲンガーたちは大きなハサミを手にしており、映像はどんどん血みどろになっていく。
『ゲット・アウト』では人種差別というテーマをホラーにくるむその手腕が激賞されたピール監督だが、本作は人種についての映画ではないとのこと。Colliderなどに「わたしたちが出会う最悪の敵は、自分たち自身」という点について掘り下げたと語っている。2019年3月15日全米公開。(編集部・市川遥)