『ROMA』など全米撮影監督協会賞候補にモノクロ2作品
映画撮影技術における優れた実績を表彰する全米撮影監督協会(ASC)賞のノミネーションが発表され、モノクロ映画『ROMA/ローマ』『コールド・ウォー(英題)/ Cold War』を含む5作品の撮影監督がノミネートされた。
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ほかには、『アリー/スター誕生』『女王陛下のお気に入り』『ファースト・マン』の撮影監督が選ばれているが、撮影賞のカテゴリーでオスカー候補と言われている、『ビール・ストリートの恋人たち』のジェームズ・ラクストンと『ブラックパンサー』のレイチェル・モリソンの名はなかった。
映画祭や海外、限定上映された作品を対象としたスポットライト賞には、『ザ・ライダー』のジョシュア・ジェームズ・リチャーズなど5名がノミネートされている。
The Wrapによると、ASC賞の受賞者は過去10年間で80%の確率でアカデミー賞撮影賞を受賞しているとのこと。第33回ASC賞授賞式はテレビ部門とともに2月9日にハリウッド&ハイランド・センターで開催される。全米撮影監督協会賞にノミネートされた撮影監督は以下のとおり。(澤田理沙)
『ROMA/ローマ』 アルフォンソ・キュアロン
『アリー/スター誕生』 マシュー・リバティーク
『女王陛下のお気に入り』 ロビー・ライアン
『ファースト・マン』 リヌス・サンドグレン
『コールド・ウォー(英題)』 ウカシュ・ジャル