『Mr.インクレディブル』監督、次回作は実写ミュージカル!
映画『Mr.インクレディブル』や『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』などで知られるブラッド・バード監督が、次回作には実写のオリジナルミュージカル映画を予定しているとVarietyに明かした。
【動画】強すぎ…!『インクレディブル・ファミリー』よりジャック・ジャックvsアライグマ)
自身初のミュージカル作品にバード監督は「ミュージカルのことは何もわからないから、やるべきだって思ったんだ。めちゃくちゃ怖いが、だからこそクールだってね」「この企画を長年やりたいと思ってきた」と意気込む。14歳でディズニーに注目された神童で、『Mr.インクレディブル』と『レミーのおいしいレストラン』で2度のオスカーに輝くバード監督だけあって、約20分のアニメーションを含む作品になるという。実写とアニメのハイブリッド作品だと名作『メリー・ポピンズ』が一番に思い浮かぶが、果たしてどんな作品になるのだろうか?
音楽は、『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』『トゥモローランド』『インクレディブル・ファミリー』と何度もバード監督とタッグを組んできたマイケル・ジアッキノだ。『インクレディブル・ファミリー』のエンドロールで流れるヒーローたちのテーマソングを作曲したのも彼で、二人の相性は抜群といえる。
『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』の成功で復権を果たしたミュージカル映画。日本では『メリー・ポピンズ リターンズ』の2月公開を控えるほか、『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソン監督の新作もフランスを舞台にしたミュージカルで、『レ・ミゼラブル』のトム・フーパー監督も「キャッツ」の映画化、スティーヴン・スピルバーグ監督も『ウエスト・サイド物語』のリメイクに取り組んでいる。さらにはブロードウェイの大ヒットミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」や「イン・ザ・ハイツ」の映画化も決まっている。(編集部・市川遥)