横浜流星、グリーンボーイズでの音楽活動は「夢のような時間」
横浜流星が22日、新宿バルト9で行われた映画『キセキ -あの日のソビト-』『愛唄 -約束のナクヒト-』イッキ見上映トークイベントに出席した。横浜は『キセキ』で共演した菅田将暉、成田凌、杉野遥亮と結成した「グリーンボーイズ」での音楽活動を振り返った。
GReeeeNの代表曲「キセキ」の誕生秘話を描いたヒット作『キセキ』のスタッフ・キャストが再集結した『愛唄』の公開を記念して行われた本イベント。大きなスクリーンで両作品を一気に観られる機会となった。上映前には、横浜をはじめ、両作に出演した野間口徹、奥野瑛太、そして『愛唄』で監督を務めた川村泰祐が集結し、作品にまつわるトークを繰り広げた。
大勢の観客で埋まった会場内を見渡した横浜は「みなさん、本日はお集まりいただいてありがとうございます。イッキ見上映ということで、4時間。とてもボリューミーですが、楽しんで帰ってください」とあいさつ。スクリーンで再び『キセキ』を鑑賞できるとあって「本当に羨ましいです。空いている席があるなら僕も観たいですよ」と口にした。
登壇者たちは、両作の場面写真などが映し出されたスクリーンを見ながらトークを展開。『キセキ』の写真を見た横浜は「懐かしいですね。メガネをかけていたので、今日もかけてくればよかったなと。当時はまだ19歳だったので、成人していなかったですからね」と懐かしそうに語る。このとき横浜は、菅田らと「グリーンボーイズ」を結成し、さいたまスーパーアリーナでのライブやCDデビューなどを体験。「役者では経験できないようなことをさせてもらって、たくさんの方が拍手してくれて。スターなのかなと思ってしまうような……。本当に夢のような時間でしたね」としみじみ振り返った。
『愛唄』では、横浜が共演者の清原果耶、飯島寛騎とともにGReeeeNの名曲「愛唄」を熱唱する特別ミュージックビデオを制作。横浜は「歌い出しは自分からなので、相当プレッシャーでしたね」と振り返るも「ただ、3人だからこその『愛唄』ができたかなと思いますし、(横浜が演じた)トオルだったときを思い出しながら歌いました。いろんな感情を思い出して、いいMVができたと思いました」と満足げな顔を見せた。
そして、これから映画を観る観客に対して、横浜は「『キセキ』がたくさんの方に愛されて大ヒットとなったので、『愛唄』も負けずに愛される作品になればいいなと思います。もし面白いと感じたら、たくさんの方に広めていただけたらうれしいです」と呼びかけていた。(取材・文:壬生智裕)
映画『愛唄 -約束のナクヒト-』は1月25日より公開