ハンギョン、リディアン・ヴォーン、リー・ユアン、山下智久共演『サイバー・ミッション』メイキング映像
1月25日公開の映画『サイバー・ミッション』から、ハンギョン、リディアン・ヴォーン、リー・ユアン、山下智久という豪華アジアスターの姿を捉えたメイキング映像が公開された。「アクション編」には本格的なアクションシーンの裏側が、「豪華キャスト編」にはメインキャストの4人が撮影裏話を語る姿が収録されている。
オタク系プログラマーのハオミン(ハンギョン)が、史上最悪のサイバーテロを阻止するべく奮闘する姿を描く本作。「アクション編」では主演のハンギョンがビルの8階の高さから飛び降りるシーンや、本作で初の海外進出・初の悪役に挑んだ山下が向かい側のホームに止まる電車に飛び乗るシーンなど、スリリングなアクションシーンの撮影風景が次々と映し出される。
キャスト陣にとって、『ボーン・アイデンティティー』のアクションを手掛けたアクション監督のニコラス・パウエルとのタッグは大いに刺激になった様子。ハンギョンは「マレーシアでの撮影の時にビルから飛び降りるシーンの撮影をしたのですが、あのシーンは実はすごく怖かったんです」と述懐し、山下も「とにかくすごい運動量だったので、体力的にすごく大変でした。ここまで本格的なアクションは初めてで、命がけだなと思いながらやってました」とその壮絶さを振り返った。
もう一方の「豪華キャスト編」では、メインキャストが語るお互いの印象や撮影裏話が収録されている。こちらは撮影の合間に談笑するキャスト陣の仲睦まじい姿などが捉えられており、言葉の壁を感じさせない、抜群のチームワークが感じられる映像となっている。(編集部・吉田唯)
<コメント全文>
■ニコラス・パウエル(アクション監督)
私は、これまで携わってきた作品(例えば、『ブレイブハート』『グラディエーター』『ラスト サムライ』『ボーン・アイデンティティー』など)でも、(スタントマンではなく)役者にできるだけ多くのアクションをやってもらうようにしてきました。その方が、リアリティがあって、観客が感情移入しやすいと思うからです。今回も私たちはとても幸運だったのが、ハンギョンは、元からとても身体能力が高く、これまでのダンサーや振り付け師、その他の様々な経験が功を奏してか、覚えるのが非常に早かったです。リディアンは、かなりの時間をかけて努力していました。リー・ユエンもそうですね。特に戦闘シーンがありましたから。今作では世界中からスタッフを呼び寄せてチームを組みました。ヨーロッパ人もいれば、カナダ人、中国人もいました。様々な国籍のスタッフが寄り集まって、シーンを作り上げていきました。大変な現場でしたが、うまくやったと思います。中でも、時間とお金をしっかりかけた、カーチェイスのシーンや、アクションシーンでは、観客の皆さんにも満足してもらえる仕上がりになったと思います。
■ハンギョン(リー・ハオミン役)
マレーシアでの撮影の時にビルから飛び降りるシーンの撮影をしたのですが、あのシーンは実はすごく怖かったんです。勝手にあのシーンはスタントマンがいるものだと思っていたけど、役者本人が演技をした方がいいものが撮れるだろうって。結果として、ほとんどスタントマンを使わずに撮影をすることができました。リハーサルで全身傷だらけになりましたが、本番は何事もなく撮影することができました。
■リディアン・ヴォーン(チャオ・フェイ役)
擦り傷ができるようなシーンが多く過酷な撮影でしたが、多くのハリウッド作品を手がけたアクション監督に演技指導をしてもらい、本当に色々なことを学ぶことができました。こんなにも多くの人が集まって一つの作品を作り上げるという、とても興味深い経験でした。
■リー・ユアン(スー・イー役)
私にとって一番印象に残っているのは、アクションシーンで鼻を怪我したこと。撮影で怪我をしたのは今回が初めてで、大きな怪我でしたが、それだけ一生懸命取り組みました。
■山下智久(モリタケシ役)
マレーシアで雨の時期でもあったので、すごい湿度が高くて何もしなくても汗が吹き出てくるくらいの暑さの中で町中を走り抜けたりとか、車の上を駆け抜けたりとか、とにかくすごい運動量だったので、体力的にすごく大変でした。ここまで本格的なアクションは初めてで、命がけだなと思いながらやってました。