こんな神木隆之介見たことない!『フォルトゥナの瞳』で大人の魅力炸裂
「永遠の0」などで知られる百田尚樹の恋愛小説を映画化した『フォルトゥナの瞳』が、15日に公開を迎えた。主人公を演じた神木隆之介は、本作が本格ラブストーリー初挑戦。これまでの可愛らしいイメージとは異なる、“カッコいい神木隆之介”をスクリーンで披露している。
神木隆之介&有村架純、キス直前!『フォルトゥナの瞳』場面写真
2歳の時に芸能界入りした神木は、子役時代からさまざまな作品で活躍し、大人になってからもその勢いは衰えることを知らない。邦画の歴代興行収入トップ3(『千と千尋の神隠し』『君の名は。』『ハウルの動く城』)のすべてで声優を務めるなど、アニメーション作品での声の演技にも定評があり、“子役は大成しない”というジンクスがささやかれるなかで、25歳の現在まで常に芸能界の第一線を走り続けてきた。
そんな神木が、『フォルトゥナの瞳』では新境地に挑んでいる。演じたのは、死を目前にした人間が分かる能力を持つ青年・慎一郎。これまで文化系男子から腹黒刑事、剣術の天才まで、さまざまなキャラクターに命を吹き込んできた神木だが、本格ラブストーリーはキャリア初。バックハグやキスといった胸キュンシーンはもちろん、ベッド上のシーンでは大人の色気も披露。役づくりのためジム通いをして鍛えるなど、最愛の女性を死の運命から守るために奮闘する“大人の男性”の魅力を発揮している。
これまでにない神木の一面を切り取ったのは、『坂道のアポロン』『アオハライド』などの三木孝浩監督。「今回は、いままでの神木くんにはない男らしさとか、カッコよさをどこまで映画で引き出せるか。それをひとつポイントにしたかったです」という監督は、「たとえば女性の観客が観て『神木くん、カッコいい』と思えるような姿をぜひ、今回初めてお見せしたいなと。それがまず目標であり、チャレンジしたい部分でしたね」と狙いを語っている。(公式サイトプロダクションノートより)
ヒロイン・葵役の有村架純も、神木の新境地を絶賛するうちの一人。本作で神木と4度目の共演を果たした有村は、完成記念イベントでも「今まで見たことがなかった彼(神木)がそこにいました。作業着姿が男らしくてカッコよかったです」と太鼓判を押していた。そんな新たな神木隆之介像を刻んだ本作は、彼のキャリアの重要な1ページとして記されるだろう。(編集部・吉田唯)