ベン・アフレック、バットマン卒業を宣言
ベン・アフレックが米ABC局のトーク番組「ジミー・キンメル・ライブ!」に出演し、バットマン役からの卒業を宣言した。
2016年の映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』からDCエクステンデッド・ユニバースでバットマン役を務めてきたベン。しかし、翌年には早くも同役からの卒業を考えていると USA Today に示唆。先日も、2021年6月全米公開のバットマン単独映画(もともとベンが監督する予定だったが、役に集中したいと降板。マット・リーヴス監督が新たに起用された)には新たな若い俳優が主演することになると報じられると、ベンはこのニュースを引用してリーヴス監督にTwitterでエールを送っていた。
司会のジミー・キンメルに「もうバットマンを演じないと聞きました」と問われたベンは、「そうなんだ!」と清々しい表情でコメント。「バットマン単独映画を監督しようとして、本当にいい脚本家と一緒に仕事をしたんだけど、形にすることができなかった。だから、これは他の人に委ねる時が来たんじゃないかと思ったんだ。クリエイティブチームは素晴らしいから、興奮しているよ」と続けた。どうやら監督降板時から、役からの卒業も考えていたようだ。
番組では“バットマン卒業式”も行われ、ベンはバットケープを手放すことに。ジミーに最後に何か言いたいことはあるかと聞かれたベンは、「なんだろう、『僕は(もう)バットマンじゃない』かな?」と爽やかな笑みを見せた。
『猿の惑星:新世紀(ライジング)』や『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』で知られるマット・リーヴス監督のバットマン単独映画は、若きバットマンに焦点を絞ったノワール探偵風の作品になるという。(編集部・市川遥)