二階堂ふみ、美しすぎる男役が話題!『翔んで埼玉』で新たな魅力
女優の二階堂ふみが、公開中の映画『翔んで埼玉』で男装に挑戦し、新しい魅力をさく裂させている。ギャグ満載のエンターテインメントでありながら、二階堂の凛とした美しさは見どころの一つだ。
本作は人気コミック「パタリロ!」の作者である魔夜峰央の人気漫画を実写映画化したもの。埼玉県人が東京都民から虐げられている架空の世界を舞台に、東京都知事の息子と埼玉出身の転校生による愛と革命の物語が華々しく展開する。
二階堂が演じるのは、東京都知事の息子で東京屈指の名門校・白鵬堂学院の生徒会長を務める壇ノ浦百美。金色に輝くワッフルヘアが一見すると愛らしくもある百美はれっきとした男性で、凛々しい瞳と洗練された佇まいは童話から飛び出した王子様のような印象だ。
当初、原作の百美の設定を変更し、女性にしてもよいかという意見も出ていたという。しかし、「女性に変えようかと思っている」と説明していたところ、脚本を読んだ二階堂自ら「これ、私が男性の役をそのまま演じたほうが面白くないですか?」と提案。原作の通り“名前も外見も女性っぽいのに、実は男性”というキャラクターのままで進められることになったのだとか。
2007年に女優デビューして以来、『ヒミズ』や『悪の教典』『オオカミ少女と黒王子』『リバーズ・エッジ』など幅広い作品に挑んできた二階堂だが、男役はこれが初めて。ビジュアルや予告編が公開された時点で、「びっくり」「最高すぎる」と話題を呼んでいた。
二階堂の役どころだけでなく、共に主演を務めるGACKTが高校生を演じたことも話題。さらには伊勢谷友介、京本政樹、中尾彬、武田久美子、麿赤兒、加藤諒ら豪華俳優陣が濃厚なキャラクターを作り上げている。(編集部・小山美咲)