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ダークになれないヒーロー『シャザム!』は最も笑えるDC映画!プロデューサーが証言

これから学校なんだけどぉ~? 見た目はオトナ・中身はコドモのヒーローシャザム!
これから学校なんだけどぉ~? 見た目はオトナ・中身はコドモのヒーローシャザム! - (C)2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

 魔法の言葉で「見た目はオトナ、中身はコドモ」のスーパーヒーローになってしまう少年を描いた新作映画『シャザム!』について、プロデューサーが「どんなDC映画よりも最もコメディー要素が強い」とユーモア満載のクオリティーについて語った。

【動画】『シャザム!』予告編

 本作の主人公は、謎の魔術師から「シャザム!」の一声で筋骨隆々なスーパーヒーローになれる力を授けられた少年ビリー。DCコミックスの映画群、通称DC エクステンデッド・ユニバース(以下、DCEU)の最新ヒーローでありながら、手にしたパワーに大はしゃぎのビリーは、大いなる責任に目覚めるわけでもなく、悪ガキ仲間のフレディと一緒に遊びまくり。DCを代表するバットマンのような“ダーク”な雰囲気とは無縁のヒーローだ。

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 そんなシャザム映画化の経緯について、プロデューサーのピーターサフランは、ダーク路線から一歩抜け出た『ワンダーウーマン』(2017)が一つの経緯になったと説明。特に、ワンダーウーマン(ガル・ガドット)と戦闘機パイロット、スティーブ・トレバー(クリス・パイン)の軽妙なやりとりの影響は、かなり大きかったという。「2人の主人公たちの間にリアルな軽さがあるという正しい方向性へのナイスなステップだったと思う」

 そして、次いで重要な役割を果たしたのがジェームズ・ワン監督がメガホンを取った『アクアマン』。ジェイソン・モモア演じる、強く頼もしいヒーローの戦いを描いた同作は、DC映画史上において歴代ナンバーワンの全世界興行収入を記録した。「『アクアマン』はダークなところから離れて、もう1歩先に進んでいる。『シャザム!』はその自然な進化の一部なんだ。そして間違いなく、どんなDC映画よりも最もコメディー要素が強い」

 その『アクアマン』を監督したジェームズ・ワンは、『シャザム!』のデヴィッド・F・サンドバーグ監督と『アナベル 死霊人形の誕生』でタッグ。サフランは「デヴィッドは、ジェームズのスピルチュアルな後継者だと思う。彼らはたくさん同じような資質を分かち合っている。2人ともまずキャラクターとストーリーを見るから、彼らのジャンル映画は受け入れられているんだと思う。批評家にも、商業的にもね。なぜなら、彼らはストーリーを正しく語れば、人々がそれに感情移入するのを知っているんだ」とその才能に太鼓判を押している。

 ちなみに『シャザム!』には、ワンが生んだ『死霊館』ユニバースに携わるスタッフが集結。美術監督のジェン・ジェニファー・スペンスや、撮影監督のマキシム・アレクサンドレなど、最強のホラーを生み出すスタッフが最笑ヒーロー映画の誕生に尽力した。ダークになれない、DC版破天荒ヒーローの活躍に期待が高まる。(編集部・入倉功一).

映画『シャザム!』は4月19日より全国公開

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