ギレルモ・デル・トロ、新作「斬馬刀」で監督・脚本!忍者も登場?
映画『シェイプ・オブ・ウォーター』(2018)、『パシフィック・リム』(2013)のギレルモ・デル・トロ監督が、『スター・ウォーズ』シリーズのJ・J・エイブラムスがプロデュースする新作『ザンバトウ(原題) / Zanbato』で脚本と監督を手掛けると、Colliderが独占で報じた。デル・トロ監督もTwitterでプロジェクトの存在を認めたが、報道の一部を否定している。
情報筋が同サイトに語ったところでは、同作は、驚異的な戦闘力を持った10歳~15歳の少女が主人公になるとのこと。タイトルの通り“斬馬刀”を扱う戦闘少女の戦いを描く、『アリータ:バトル・エンジェル』のような作品になると予想される。
報道を受けてデル・トロ監督はTwitterを更新。同サイトでは当初、忍者のようなキャラクターが登場する作品になるとされていたが「これは忍者映画ではありません」と否定。同時に「だけど……忍者は出てくる」と気になるツイートを残している。
また、企画はまだ発展段階にあるようで、デル・トロ監督の次回作というわけではない模様。アカデミー賞監督でもあるデル・トロ監督には新企画が目白押しで、この日のツイートでも、Netflix向けのストップモーションアニメ『ピノキオ(原題) / Pinocchio』がポーランドでプリプロダクションに入っていることを明かしている。
ちなみに、同企画の存在は2011年にDeadlineが報じており、その時点では、日本の戦国時代を舞台に「斬馬刀」を使用するロボットの戦いを描くとされていた。徹底した秘密主義を貫くエイブラムスだけに、このプロットそのものが存在しない可能性はあるが、刀がキーポイントになることは間違いなさそう。映画・アニメ・ドラマ・ゲーム・コミックなど、日本のポップカルチャーをこよなく愛するデル・トロ監督にとっては、またとない題材だけに、ファンにとっても期待の一本となりそうだ。(編集部・入倉功一)