『カメラを止めるな!』イケメンが気になる!キャストに注目
映画『カメラを止めるな!』が今夜(8日・21時~)、日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」にて完全ノーカットでテレビ初放送される。本作に出演し、演技のみならず“イケメンぶり”も話題を呼んだキャストを紹介する。
血まみれのヒロイン(秋山ゆずき)と対峙するシーンが印象的なイケメンにふんしたのは、長屋和彰。涼し気な目元の彼は1987年生まれの俳優。映画『大奥』(2010)でデビュー。岩井俊二がプロデュースし、東日本大震災後の福島県を舞台に、放射能問題に揺れる人々を描いたヒューマンドラマ『FUKUSHIMA DAY』(2012)では主演を務めた。待機作には、いまおかしんじ監督作『こえをきかせて』などがある。
また、イケメンプロデューサー役で登場する大沢真一郎にも注目したい。劇中では強い目力で独特の存在感を示す大沢は1977年生まれ。2002年にデビューして以降、舞台や映画などの分野で活躍し、近年の出演作には『HiGH&LOW THE RED RAIN』(2016)や『トリノコシティ』(2017)がある。
個性的なキャラクターぞろいの本作のキャストは皆、オーディションで選ばれた当時はほぼ無名だった俳優たち。監督役の濱津隆之をはじめ、真魚、しゅはまはるみ、細井学、市原洋、山崎俊太郎、どんぐり(竹原芳子)、浅森咲希奈、吉田美紀、合田純奈、秋山ゆずきらの好演が光る。
『カメラを止めるな!』は監督・俳優養成の専門学校「ENBUゼミナール」のシネマプロジェクト第7弾。ゾンビ映画を撮っていたクルーが本物のゾンビに襲われる様子を、およそ37分に及ぶワンカットのサバイバルシーンを盛り込んで活写した。監督・脚本・編集を務めたのは上田慎一郎。(編集部・小山美咲)