IKEAのクローゼットに閉じ込められたインド人が世界旅行！6月日本公開

　小説「IKEAのタンスに閉じこめられたサドゥーの奇想天外な旅」の映画化作品の邦題が『クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅』に決まり、6月7日より日本公開されることが明らかになった。

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　主人公は、インドの貧困地域で育ち、母の死をきっかけに憧れのインテリアショップがあるパリへとやって来た青年アジャ。閉店後、店内のクローゼットで一夜を明かすことを決めるが、そのクローゼットは何とトラックで搬出されてしまい……。当時、国境警備隊の警部補だったロマン・プエルトラスが通勤中にスマホで執筆し、30か国以上の出版社に翻訳権が販売された人気小説が原作で、ひょんなことからイギリス、スペイン、イタリア、リビアと世界をめぐることになったアジャのハプニング続きの旅を描いている。

　アジャ役はインドのスーパースター、ラジニカーントの娘婿としても知られるダヌーシュが務め、アジャが旅で出会う人々にはベレニス・ベジョ、エリン・モリアーティ、バーカッド・アブディ、ジェラール・ジュニョら世界15か国から集結した実力派俳優がふんしている。過去の精子提供により533人の子供がいることが発覚した男を主人公にしたハートフルコメディー『人生、ブラボー！』のケン・スコット監督がメガホンを取った。（編集部・市川遥）

映画『クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅』は6月7日より新宿ピカデリーほか全国公開