「いだてん」ピエール瀧の代役に三宅弘城 NHKが正式発表
大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~」(総合・日曜20時~ほか)に出演していたミュージシャン、俳優のピエール瀧が逮捕されたことを受け、NHKはピエールが演じていた足袋屋の店主・黒坂辛作役を三宅弘城(みやけ・ひろき)に変更することを19日に発表した。
辛作は、東京・大塚の足袋屋「足袋の播磨屋」店主。日本で初めてオリンピックに出場することとなる主人公のマラソンランナー、金栗四三(かなくり・しそう/中村勘九郎)は、偶然この店の足袋を履いて長距離走で優勝。以来、四三は辛作とともにマラソン用の足袋開発に二人三脚で取り組んでいく。
三宅は、本作の脚本を手掛ける宮藤官九郎や、出演者の阿部サダヲ、松尾スズキ、星野源らと同じ大人計画に所属。ナイロン100℃や劇団☆新感線の舞台などで活躍し、先ごろ終了したテレビ東京の連続ドラマ「よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女に賭けろ~」では、旗色をうかがいながらころころと態度を変える銀行マンを好演していた。大河ドラマでは「新選組!」(2004)、「篤姫」(2008)などに出演している。(編集部・石井百合子)