「きのう何食べた?」ジルベールは磯村勇斗!恋人役は山本耕史
4月5日よりスタートする西島秀俊&内野聖陽主演のドラマ「きのう何食べた?」(テレビ東京系・毎週金曜深夜0時12分~)で、「誰が演じるのか?」と注目を浴びていたジルベールこと井上航役が、朝ドラ「ひよっこ」などの注目の若手、磯村勇斗(26)に決定した。その恋人、小日向大策役に大河ドラマ「新選組!」「真田丸」などの実力派、山本耕史(42)がふんする。
【動画】「きのう何食べた?」第1話予告(ドラマ公式Twitter)
週刊モーニングで連載中のよしながふみの漫画に基づき、一つ屋根の下で暮らす料理上手で几帳面な弁護士・筧史朗(通称シロさん)と、その恋人で人当たりのいい美容師・賢二の悲喜こもごもを、「食」を軸に描く本作。シロさん役の西島、ケンジ役の内野のキャスティングが好評を博して以来、2人の家族や友人、職場の人々を演じる面々が発表されるごとに「まだか」と原作ファンがしびれをきらしていたのが、もう一組の男性カップル・ジルベール&小日向役だ。
原作では、シロさん&ケンジの同性カップルゆえの悩みを吹き飛ばすかのようなコメディリリーフとして描かれ、キャラクターの中でもとりわけ人気が高い。
この2人は、シロさんが料理仲間である主婦・佳代子宅を訪れた際に小日向と知り合って以来、親睦を深めることとなり、シロさん&ケンジと食事をともにすることもしばしば。小日向は芸能プロダクションマネージャーの設定。原作では無骨な性格、がっしりとした体格で男性にモテる。一方、そんな小日向を日々翻弄するのが恋人のジルベール。小日向の帰りが遅れると締め出し、真夜中にもかかわらずアイスを買いにいかせるなどサディスティックな一面があり、かなりわがまま。小日向がシロさんに恋人との悩みを打ち明ける際にルックスを「ジルベールみたいな美少年」と評していたことから、シロさんはジルベールと呼ぶようになった。
小日向役の山本は、近年では2017年放送のNHKドラマ「植木等とのぼせもん」で植木等さんを演じ、話題に。今年2月に放送されたBS朝日の時代劇スペシャル「紀州藩主・徳川吉宗」の主演を務めた。磯村は連続ドラマ「今日から俺は!!」(2018・日本テレビ系)の不良役が人気を博したほか、有村架純の相手役を務めた朝ドラ「ひよっこ」の続編スペシャルドラマが先ごろ放送された。
公開されたビジュアルでは、小日向(山本)は清潔感のある控えめなイメージ、ジルベール(磯村)は原作通りぶしょうひげを生やし、ラフな服装。2人がいかにシロさん&ケンジの生活を盛り上げるのか、登場回に期待が膨らむ。(編集部・石井百合子)