鏡の中にいる不気味な“何か”…『マローボーン家の掟』恐怖シーン公開
ホラー映画『マローボーン家の掟』から、幼い三男が屋敷に潜む邪悪な“何か”の姿を目撃する恐ろしいシーンが公開された。
森の中にひっそりとたたずむ大きな屋敷で、不思議な“五つの掟”に従いながら、世間の目を逃れるように生きてきたマローボーン家の4人兄妹の姿を描く本作。忌まわしい過去を振り切り、再出発を図る彼らだったが、心優しい母親が病死し、凶悪殺人鬼である父親を殺害したことをきっかけに、希望に満ちた日々はもろく崩れ出す。屋根裏部屋から響いてくる不気味な物音、鏡の中にうごめく怪しい影。一体この屋敷には、どんな秘密が隠されているのだろうか。
今回公開されたのは、幼い末っ子サム(マシュー・スタッグ)が鏡に映る“何か”を目撃してしまうシーン。それまで隠されていた大きな姿見が突然あらわになり、サムはシーツをかぶって「鏡をのぞいてはならない」という掟を守ろうとするが、怯えながらもその隙間から鏡をのぞいてしまう。そこにはシーツをかぶった自分が映っているかと思いきや、何かがおかしい。鏡の中の“何か”はゆっくりとうごめきながら立ち上がり、息を荒げはじめて……。
製作総指揮を務めたのは『永遠のこどもたち』のJ・A・バヨナ監督で、同作の脚本家セルヒオ・G・サンチェスが長編映画監督デビューを果たした。4人兄妹には『はじまりへの旅』のジョージ・マッケイ、『サスペリア』のミア・ゴス、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のチャーリー・ヒートンらがふんしている。(編集部・市川遥)
映画『マローボーン家の掟』は公開中