横浜流星、美しくも切ない横顔…『いなくなれ、群青』場面写真!
横浜流星が主演を務める映画『いなくなれ、群青』(9月公開)から、新たに場面写真が公開された。
シリーズ累計80万部を突破している河野裕の青春ミステリー小説をもとにした『いなくなれ、群青』。最近では、ドラマ「初めて恋をした日に読む話」や映画『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』などで話題を集めている横浜が主演を務め、ミステリアスな雰囲気を身にまとう悲観主義者の七草を演じる。また、共演の飯豊まりえが凜々しい真っ直ぐな理想主義者の少女・真辺由宇役を務める。
公開された場面写真は、切ない表情で佇む2人の姿と、遠くを見つめる七草と由宇それぞれの横顔を捉えたもの。奇妙な島“階段島”を舞台にした物語の繊細な空気感や世界観を感じることができる。
本作について横浜は「世界観が幻想的で素敵で、ミステリーだけどファンタジー要素も含まれているところに惹き込まれました。何より10代に感じる繊細な心情や言葉や表現に魅了され、2人の恋よりも純粋な関係に温かく愛おしい気持ちになれる作品です。僕が演じる七草は、真辺との再会をきっかけに島の謎や事件に関わっていくことになります。その中で色々な感情に駆られますが、感情を表に出さない少年です。七草と真辺の空気感を大切に、七草の繊細さを丁寧に演じました」と言葉を寄せている。
飯豊も以下のようにコメント。「わたしが演じさせていただいた真辺由宇は、階段島という異質な閉鎖的空間の中で、唯一、島から出ることに立ち向かおうとする理想を強く持ち、自分の気持ちに正直で素直な女の子です。人が成長していく過程で忘れてしまうもの。記憶から捨ててしまうもの。誰しもが必ずは経験があると思います。この作品に出会ってくださった方の中にある『忘れられない捨てたい記憶』。それら、自分の弱い部分を許して受け入れるきっかけになりますように」。
本作の監督は、アメリカの高校在学中の2001年に短編映画でバッカイフィルムフェスティバルのオハイオ州優秀賞を受賞した経験などを持つ新鋭・柳明菜が務める。(編集部・大内啓輔)