綾野剛主演『楽園』初日決定 幼女誘拐事件描く初映像公開
吉田修一の小説「犯罪小説集」を、綾野剛主演で映画化する『楽園』の初日が10月18日に決定し、併せて特報が公開。主演の綾野をはじめ、杉咲花、佐藤浩市らが演じる、地方都市で起きた幼女誘拐事件に関わる人々が見られる。
地方都市のY字路で起きた幼女誘拐事件を軸に展開する本作。事件の容疑者となる孤独な主人公・豪士を演じるのは、『横道世之介』『怒り』など度々吉田原作の映画に出演してきた綾野。失踪した少女の親友で心に深い傷を負う紡に杉咲、事件が発生した場所に近い集落で暮らし狂気に駆られていく善次郎に佐藤がふんする。
特報では3人のほか、紡に想いを寄せる幼馴染・広呂(村上虹郎)、善次郎の身を案じる女性・久子(片岡礼子)らが登場。何者かが炎に包まれ、それを取り囲む複数の人々が怯えている場面では誘拐事件の被害者の祖父・五郎(柄本明)、豪士の母・洋子(黒沢あすか)の姿も。