『アベンジャーズ/エンドゲーム』史上最高のオープニング!世界興収は1,300億円
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の北米における公開3日間の週末興行収入が、推定3億5,000万ドル(約385億円)となり史上最高記録を樹立したことを、配給の米ウォルト・ディズニー・スタジオが発表した。また、公開5日間における全世界興収はすでに12億ドル(約1,320億円)に到達したといい、社会現象級のヒットとなっている。(以下数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)
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数値は週明けに修正される見込みだが、前人未到の3億ドルを突破し、北米史上最大のオープニングになることは確実。前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)が打ち立てた歴代最高のオープニング興収・約2億5,770万ドル(約283億円)を1億ドル近く上回る、歴史的なスタートとなった。
同作の快挙はそれだけではない。「木曜夜のプレビュー上映の最高興収」「公開初日・金曜の最高興収」「土曜の最高興収」「日曜の最高興収」「最大の公開館数(4,662館)」「拡大公開作品における1館当たりの最高平均売り上げ」「PG-13作品で最高のオープニング興収」「4月のオープニング興収記録」「興収1億ドル(約110億円)に達するまでの最短記録(1日)」「興収1億5,000万ドル(約165億円)に達するまでの最短記録(1日)」「興収2億ドル(約220億円)に達するまでの最短記録(2日)」「興収3億ドル(約330億円)に達するまでの最短記録(3日)」など、3時間の上映時間をものともしない記録を打ち立てている。
今後は、全米歴代1位を保持する『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の最終興収・約9億3,666万ドル(約1,030億円)を突破できるのかが注目される。前作『インフィニティ・ウォー』はオープニング興収で『フォースの覚醒』をこえたが、最終興収は約6億7,882万ドル(747億円)だった。
また、国外におけるオープニング興収は約8億5,900万ドル(約945億円)を記録した。24日に最速公開された中国では、新記録となる約3億3,550万ドル(約370億円)のオープニング。全世界興収は史上最短となるわずか5日間で10億ドル(約1,100億円)を突破。最終的な全世界興収は『インフィニティ・ウォー』『フォースの覚醒』『タイタニック』と並んで20億ドル(2,200億円)を突破するとみられる。映画史上最大のヒット作『アバター』(2009)の記録した興収・約27億8,797万ドル(約3,067億円)にどこまで迫ることになるのか。
『アベンジャーズ』シリーズ完結編となる『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、2008年公開の『アイアンマン』から始まったマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)22作品のクライマックスでもある記念碑的な一本。日本でも今月26日から公開されており、5月11日からは全国各地の劇場で応援上映が順次実施される。(編集部・入倉功一)