ゾンビドラマ「サンタクラリータ・ダイエット」シーズン3で終了
ドリュー・バリモアがゾンビを演じるNetflixドラマ「サンタクラリータ・ダイエット」がキャンセルされ、3月29日に配信スタートしたシーズン3で終了すると The Wrap などが報じた。
Netflixは、「『サンタクラリータ・ダイエット』まで、世間はゾンビ・コメディーというジャンルを知りませんでした。このアイデアをNetflixに持ち込んでくれたヴィクター・フレスコには恩を感じています」と声明を出し、才能あるキャストとスタッフに感謝し、これからも末永く、多くの視聴者が3シーズンを楽しんでくれるだろうと言っている。
クリエイターのヴィクター・フレスコは、奇妙なドラマにチャンスを与えてくれたNetflixに感謝し、才能あるシーラ役のドリューとジョエル役のティモシー・オリファント、アビーとエリック役のリヴ・ヒューソンとスカイラー・ギソンドらと仕事ができたのは一生に一度の体験だったとコメント。何事にも終わりがあり、今回もそうであるに過ぎないと語り、残念だが、誇りに思うシリーズだったと言っている。
ドリューは、これまで演じたキャラクターの中でシーラ役は一番のお気に入りの一つとのこと。夫役のティモシーと一緒に仕事ができたことも、こんなに楽しい作品に関われたことも光栄だったと言い、ユニークな世界を作りあげたヴィクターにも感謝していると語っている。一方、ティモシーは、「この番組は最高だった。僕はこれからも現場でシーンを演じ続けるよ。それを撮影したくないというなら、それはNetflixの問題だ」とジョークを飛ばしている。
キャンセルの発表に対しTwitterなどでは「NetflixからAmazonプライムに乗り換えるとしよう」「『13の理由』は誰も望んでいないシーズン3を製作するのに、これは打ち切るなんて理解できない」「全米批評家サイト Rotten Tomatoesでシーズン3は100%の評価が付いているのになぜ?」などの声があがっている。ストーリーがクリフハンガー状態で終わってしまっているため、Netflixがファンの要望に応えて何らかの形でストーリーをまとめるチャンスを与えてくれることに期待したい。(澤田理沙)