ジオウ・奥野壮、“最後の平成仮面ライダー”劇場版に気合い!
『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』の製作発表記者会見が22日、帝国ホテルで行われ、仮面ライダージオウ/常磐ソウゴを演じた奥野壮らキャストたちが意気込みを語った。また、DA PUMP が主題歌を担当し、メンバーがゲスト出演を果たすことも明らかになった。
平成仮面ライダーシリーズの20作記念作品にして、過去のレジェンドライダーたちの出演も話題となった「仮面ライダージオウ」。50年後の未来で、自分が世界を支配する魔王・オーマジオウとなっていることを知ったソウゴは、自らの運命を変えて人々が平和に暮らせる未来を作るべく、仮面ライダージオウとして戦い続ける。今回の劇場版では、王誕生に隠された大いなる陰謀が明らかになり、「仮面ライダージオウ」最大の謎が明かされる内容になるという。
この日の記者会見には、奥野をはじめ、押田岳、大幡しえり、渡邊圭祐、田崎竜太監督、DA PUMP のメンバーが登壇。奥野は「こんなことがあっていいのかと視聴者の方が思ってしまうくらいに見どころがたくさんあります」と太鼓判を押すと、押田も「(昨年公開の『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』では)ビルドのみなさんや佐藤健さんと一緒に作りあげた映画でした。今回はジオウとして僕たちだけで作品を作っていかないといけなかったのですが、楽しんで撮影をすることができました」とニッコリ。
会見では、プロデューサーの白倉伸一郎からの映像コメントも届けられた。「『ジオウ』という1年間まわってきたテレビシリーズの“本当の最終回”という位置づけになります」。令和を迎えて「過去形になってしまった平成仮面ライダーたちが、いかにもう一度自分たちで“現在進行形である自分たち”を取り戻すか」をテーマにした作品になっているという。
田崎監督も「平成仮面ライダーの最後となるジオウ。アンカーを務めるということは、平成仮面ライダーの最終回という気持ちで挑みました。元号が変わり、令和の民に何を伝えられるのか、ということでやっております。楽しみにしていただければ」と観客の期待をあおった。
今作の劇場版ゲストで、主題歌も担当する DA PUMP。今回、歴史の管理者と名乗る謎の集団“クォーツァー”を演じる。仮面ライダーシリーズの大ファンだというISSAは「僕は仮面ライダーが好きで(今回のオファーに)涙が出ました」と感激の表情。奥野も「現場でも控え室でも本当に気さくに話しかけてくださって、短い時間でしたが、楽しみながら撮影ができました」と満面の笑みを浮かべた。(取材・文:壬生智裕)
『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』は7月26日に公開