「いだてん」森山未來の演じ分けにファン絶賛!
19日に放送された大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(NHK総合・日曜20時~ほか)第19回で、古今亭志ん生(ビートたけし)の若かりし頃である美濃部孝蔵(みのべ・こうぞう)を演じる森山未來が、さらに別の落語家2名を演じ分けたことにSNSで驚きの声が上がっている。(以下、一部第19回のネタバレあり)
第19回「箱根駅伝」では、主人公・金栗四三(中村勘九郎)が考案した箱根駅伝の記念すべき第1回が描かれた。次期オリンピック出場選手の選考も兼ねて行われた駅伝には、早稲田、慶応、明治、東京高師の4校が集結。途中、復路で雪に見舞われるも、金栗は駅伝続行を決断。選手と並走し、大声で鼓舞した。
そしてドラマでは、志ん生の弟子・五りん(神木隆之介)が作った創作落語「箱根駅伝落語」を、駅伝にちなんで5人の落語家がリレー形式で語る場面も。志ん生を筆頭に、五りん、今松(荒川良々)とたすきをつなぐ中で登場したのが、森山ふんする志ん生の息子・金原亭馬生(きんげんてい・ばしょう)と古今亭朝太(ここんてい・ちょうた)の2名だ。
孝蔵役に加えて本作の「語り」も務める森山は、さらに2役を演じ分けたことに。SNS上には、「森山未來ひとり3役、お見事」「森山未來の馬生と朝太が圧巻だった」「凄すぎて鳥肌立ちました!」と森山の演技に絶賛のコメントが多数寄せられており、ドラマの公式Twitterでも今回の演じ分けを取り上げている。
26日放送の第20回「恋の片道切符」では、四三が2度目のオリンピックに挑むべく、ベルギー・アントワープへと旅立つ。(編集部・倉本拓弥)