渡辺謙『ゴジラ』ブルーカーペットを闊歩!「心意気を感じた」
俳優の渡辺謙が27日、ゴジラの聖地・新宿歌舞伎町のゴジラロードで行われた映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』カーペットイベントに出席し、作品への思いを語った。イベントには渡辺のほか、チャン・ツィイー、マイケル・ドハティ監督、共同脚本兼プロデューサーのザック・シールズ、日本語吹替えキャストの芦田愛菜、木村佳乃、田中圭も参加した。
渡辺謙、チャン・ツィイー、田中圭らがゴジラの聖地に降臨【写真】
本作は『GODZILLA ゴジラ』『キングコング:髑髏島の巨神』に続く、“モンスター・ヴァース”シリーズの第3弾。『GODZILLA ゴジラ』から5年後を舞台に、ゴジラやキングギドラ、モスラ、ラドンといった怪獣たちと、それに相対する人類が描かれる。渡辺は前作同様、特務機関モナークの科学者・芹沢猪四郎を演じる。
沿道に詰め掛けた約1,000人の歓声に手を挙げ、サインや写真撮影に応じていた渡辺。ゴジラロードは、4月25日に行われた映画『名探偵ピカチュウ』のワールドプレミアでも闊歩したが、この日はゴジラが発する放射熱線をイメージしたブルーカーペットの上を颯爽と歩いた。
渡辺は「『名探偵ピカチュウ』のときよりも、歩く距離が伸びていました。東宝の心意気を感じます」とあいさつして周囲を笑わせると、「相当いい作品になっていますので、期待してください」と力強く作品をアピールした。
一方、チェン博士役のツィイーも「久々に日本のファンやメディアに再会できて嬉しい」と満面の笑みを見せると「この映画のなかで、我々は重要ではないんです。一番大事なのはゴジラ。最高のCGを駆使して作られた、本当に素晴らしい作品になりました」と胸を張っていた。
メガホンをとったドハティ監督は、大のゴジラファンを公言しているが「3~4歳ぐらいから自我を使いすぎるぐらい『ゴジラ』をずっと観ていました。学校でからかわれたときも、ゴジラが守ってくれないかなと思っていた」と思い出を披露。さらに「いつかゴジラ映画を作りたいと思っていた夢が叶いました。生まれ故郷である日本に『ゴジラ』と共に帰ってくることができて嬉しい」と熱い思いを語っていた。(磯部正和)