ミレニアム・ファルコンを操縦!ディズニー『スター・ウォーズ』ランドの新アトラクションを体験
現地時間29日、アメリカ・カリフォルニア州のディズニーリゾートにオープンするテーマランド「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」が、31日のオープンを前に公開。新アトラクションとなる「ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン」を体験した。
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「スマグラーズ・ラン」は、 “銀河系最速のガラクタ” とも呼ばれるハン・ソロの愛機、ミレニアム・ファルコンに乗って、ゲストが危険な任務に挑むアトラクション。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)後が舞台となり、ファルコン号の修理のため、チューバッカが「ギャラクシーズ・エッジ」の舞台・惑星バトゥーに寄港。必要不可欠な部品と引き換えに、アニメ「クローン・ウォーズ」などに登場した海賊ホンドー・オナカーにファルコン号を貸し付けたことから冒険がスタートする。
再現度100%のミレニアム・ファルコン!
「ギャラクシーズ・エッジ」では、このアトラクションのために実物大のミレニアム・ファルコンを製作。パークの製作を手がけるウォルト・ディズニー・イマジニアのスタッフは、ルーカスフィルムと共にホースやスイッチ類、外観に至るまで細部にリサーチを重ね、映画のセットも徹底的に研究。初めて「完成度100%」のファルコン号を作り上げた。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でハン・ソロとチューイが使用したのと同じエアロックからファルコン号に乗船すると、内部も映画そのまま。ラウンジでは、チューイがホロチェス・デジャリックをプレイしていたデスクなどが用意されており、開始までの時間を待つことができる。
英語が苦手でもOKな簡単操作
呼び出しを受けてラウンジと廊下を抜けると、そこはファルコン号のコックピットの中。薄暗い操縦席に座り、目の前の計器を見ているだけで気分が高揚してくる。
ミッションに参加するのは6名ずつのグループで、パイロット(2名)、射手(2名)、もしくは航空機関士(2名)それぞれの役割のカードがランダムに配られる。今回は2回プレイし、それぞれ「パイロット」と「射手」を体験した。同席するクルーと英語でのコミュケーションが必要だろうと緊張していたが、操縦は手元のレバーを動かすだけで、一人が担当するのは上下と左右のどちらかのみ。射撃はボタンを押すだけと、基本操作はとても簡単で、英語がわからなくても気軽に冒険を楽しめるはずだ。
迫力の戦闘&変化するストーリー
実際のミッションでは、コックピットの窓に映る映像に合わせてファルコン号を操縦することになる。船体を傾けすぎると、岩や壁にぶつかる危険が。船体をこする振動まで細かに再現されており、特にパイロットは、映画さながらの戦闘を味わうことができる。
興味深かったのは、1回目と2回目で、アトラクションの展開が変化したこと。2回目はある程度、何がくるかわかったうえで挑んだわけだが、うまく操縦するほど物語が変化するようだ。「ギャラクシーズ・エッジ」では、ファースト・オーダーとレジスタンスとの決戦に加わる8人乗りライド「スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス」も稼働予定だが、こちらは秋以降のオープン。現状アトラクは「スマグラーズ・ラン」のみだが、進行状況によって違う展開を楽しむことができるとなると、飽きることはなさそうだ。(編集部・入倉功一)