「仮面ライダージオウ」電王編にゼロノス・桜井侑斗登場!中村優一が再出演
人気特撮ドラマ「仮面ライダージオウ」(テレビ朝日系・日曜午前9時~)に、「仮面ライダー電王」で桜井侑斗/仮面ライダーゼロノスを演じた中村優一が登場することが明らかになった。中村は、先日放送された「仮面ライダー響鬼」編に桐矢京介として出演しており、別のキャラクターで再出演を果たす。
2007年から2008年まで放送された「仮面ライダー電王」は、平成仮面ライダーシリーズ8作目にあたる作品。仮面ライダー電王に変身する主人公・野上良太郎(佐藤健)と、モモタロスら良太郎に力を貸すイマジン(未来からやって来た人類の精神体)の物語が展開した。
6月9日放送の第39話と6月23日放送の第40話(16日は放送休止)で描かれる「仮面ライダー電王」編には、中村ふんする侑斗をはじめ、彼の相棒・デネブ(声:大塚芳忠)や、モモタロス(声:関俊彦)、ウラタロス(声:遊佐浩二)、キンタロス(声:てらそままさき)、リュウタロス(声:鈴村健一)も登場。「仮面ライダージオウ」の主人公・常磐ソウゴらのもとにデンライナーの修理を依頼するベく現れたモモタロスたちだが、そこにアナザー電王が出現。ソウゴがジオウに変身して応戦する中、侑斗が現れ、ゼロノスに変身してなんとジオウに対して戦いを挑む。
本作に再出演する中村は、「僕自身、『仮面ライダー響鬼』編で桐矢京介として出演し、まさか桜井侑斗で『ジオウ』にも出演できるとは思ってもみませんでした」とコメント。劇中ではゼロノスの決まり文句も登場するといい、「『仮面ライダージオウ』に『電王』というスパイスが加わった、『電王』特有のコミカルシーンもあるストーリーになっているかと思います。モモタロスや大好きな相方のデネブとわちゃわちゃ、イチャイチャしているシーンもあります」と期待をあおる。
侑斗の相棒・デネブの声を担当する大塚は、「待ってましたって感じです! 本当にずっと待ってました。11年。デネブの母親愛を自分の中で大きく、大きく育てて来ました。また『侑斗をよろしく』ってキャンディーを配れるなんて、なんという幸せでしょう」と感慨深げ。アフレコ収録後には、中村が駆けつけたそうで「様々な思い出話に盛り上がり、まさにあの頃から時は止まったままかと思えるような、素晴らしいひと時でした」と振り返っている。
また、モモタロスの声を担当する関は、「放送真っ最中のライダー・テレビシリーズへの久しぶりの出演。今回はなんと、台本のサブタイトルに『電王編』なんて書いてあるぞ……またタロス4人でそろって出られたら良いなぁ……と密かに願ってページをめくったら、まさに開けてビックリ! 4人がそろうどころか、まるであの頃の『電王』に戻ったかのような、モモタロスの活躍っぷり!!」と興奮気味にコメント。「当時と少しも変わらない侑斗やゼロノスと共演できたことも、電王チームの気持ちをさらに高揚させてくれたと思います。やっぱり、『電王』は楽しいっ!」とかつての共演者との再会を喜んだ。
「仮面ライダー電王」編では、モモタロスらイマジンが「ジオウ」の主要キャラクターに憑依してしまうという、お馴染みの演出も登場。さらに、仮面ライダージオウの最強フォームも姿を現す。(編集部・倉本拓弥)