人気声優・内田夕夜&三木眞一郎、X-MEN完結にしみじみ「さみしいですね」
声優の内田夕夜と三木眞一郎が20日、TOHOシネマズ新宿で行われた映画『X-MEN:ダーク・フェニックス』公開記念『X-MEN』イッキミイベントに出席し、本作をもって完結を迎えるシリーズについて語った。
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X-MENの一員であるジーン・グレイの別人格“ダーク・フェニックス”が暴走し、思わぬ事態を引き起こすさまを描く本作。この日は、新シリーズ3作品(『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『X-MEN:フューチャー&パスト』『X-MEN:アポカリプス』)と本作を含む4作品をマラソン上映。その後、新シリーズで8年間プロフェッサーXの吹き替えを担当した内田と、マグニートーの吹き替えを担当した三木によるトークショーが行われた。
シリーズが完結を迎えたことについて、内田は「正直さみしいですよね。今までは、一作終わると『次はどうなるのかな』と楽しみにしていたので。もうこれをやることもないんだなと。でも(本作で)いい終わり方が出来たかなと思っております」と心境を明かす。内田の言葉に、三木も「(内田と)同じように、ひとりの人物と長くお付き合いしていたので。それが終わりかと思うとさみしい気持ちでいっぱいですね」と続けた。
『X-MEN』シリーズの魅力について、三木は「(キャラクターが)どこかに本当にいそうだと思えることですね。一人ひとりが抱えているものがリアルなので」とコメント。一方で内田は、「男の子が小さい頃にあこがれるような存在ですよね。そして古い時代から描かれているので、ひとつの作品だけでなく、見れば見るほど奥が深いのが魅力だと思います」とシリーズの奥深さに注目する。
二人のトークは白熱し、『X-MEN』のアニメーション版にまで話が及ぶ一幕も。映画ではマグニートーの声を担当している三木だが、「僕ね、アニメ版の(ミュータント排斥ロボットの)センチネルの声だったんですよ」と告白。「声を加工されすぎて誰だかわからないんですが、若い頃にやっていました」と続け、会場を盛り上げていた。(取材・文:壬生智裕)
映画『X-MEN:ダーク・フェニックス』は6月21日より全国公開