マーベル、キアヌ・リーヴスのMCU参加を熱望!
マーベル・スタジオは、映画『ジョン・ウィック』シリーズで知られるキアヌ・リーヴスのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)参加を希望しているようだ。スタジオCEOでプロデューサーのケヴィン・ファイギが、Comic Book のインタビューで語っている。
MCUの新作『ジ・エターナルズ(原題) / The Eternals』への出演交渉が進められていると一部で報じられたばかりのキアヌ。実際に話し合いは行われているのか? Comic Book で尋ねられたケヴィンは、「僕らが作る、ほとんど全ての映画で彼と話しているよ!」と認めつつ、キアヌが参加するのかしないのか、するのであればいつなのかはわからないと前置き。「正しい形でそれが実現できればいいなと思っている」と明かした。
このインタビューは『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(6月28日公開)に合わせて実施されたもので、同作には新キャラクターのミステリオ役として、ジェイク・ギレンホールが出演している。ファイギによると、これもジェイクと幾度も交渉を続け、完璧に合った役が現れるまで待った結果だといい、キアヌにも、同じような形でMCUに参加してほしいようだ。
キアヌはシリーズ第3弾『ジョン・ウィック:パラベラム』(10月日本公開)が全米で大ヒットとなり、第4弾が始動。ディズニー/ピクサーの新作『トイ・ストーリー4』(7月12日全国公開)に声優として参加し、新作ゲーム「サイバーパンク2077」にも出演するなど、ジャンルを問わず大活躍中だ。また、その「いい人」エピソードが再びインターネット上で拡散し、大人気となっている。
ちなみに同サイトによると、ジョン・ウィックは人気ゲーム「フォートナイト」のコラボスキンに使用されており、キアヌは『スピード』や『マトリックス』を知らない世代にも「フォートナイトの人」(Fortnite Guy)として認識されているという。『アベンジャーズ/エンドゲーム』後のMCUを支える主要キャストとして、マーベルが出演を熱望するのも頷ける話だ。キアヌ自身は、先日、podcast番組「The Big Ticket」内で、2005年のDC映画『コンスタンティン』で演じた、超常現象専門の探偵ジョン・コンスタンティンを再び演じてみたいと明かしていたが果たして。(編集部・入倉功一)