唐沢寿明&所ジョージ、23年演じる『トイ・ストーリー』キャラとシンクロ!
俳優の唐沢寿明とタレントの所ジョージが27日、都内で行われた映画『トイ・ストーリー4』来日スペシャルイベントに登壇。23年前から日本語吹き替え版声優を務めている唐沢(ウッディ役)と所(バズ役)は、キャラクターと性格がリンクしていることや、シリーズの魅力などを語った。この日は、ジョシュ・クーリー監督、マーク・ニールセン(プロデューサー)、新キャラクター・フォーキー役の竜星涼、日本版主題歌を担当しているダイアモンド☆ユカイも来場した。
人間とオモチャの物語を描く『トイ・ストーリー』シリーズ第4弾となる本作は、外の世界へ飛び出したオモチャのフォーキーとウッディたちの大冒険を活写する。マークプロデューサーが「ウッディとバズの友情が試され、エンディングは驚くと思います」とアピールすると、ジョシュ監督も「エモーショナルな結末に誇りを持っています」と自信をのぞかせた。
本作について、唐沢は「今までの展開とはまるっきり違っていて驚きました。スケール感がすごくなっていて、どこまで行くのか……」と感想を語ると、「終わった感じがない。まだまだ続きそう」と予想。所は「(声優を)何年もやっているので、バズ・ライトイヤーの映像を観ると『わたしだ!』と思う自分がいます」と心境を明かすと、「唐沢さんはウッディそのままの性格で真面目。わたしもバズ・ライトイヤーのキャラクターに合わせている感じになっていますね。勘違いしたまま生きていくみたいな」と自身とのシンクロぶりを打ち明けた。
シリーズの魅力を問われると、唐沢は「日本でいうサザンオールスターズ状態。三世代くらいが(楽しめて)、それで古さを感じない」とコメント。所は「キャラクターとお話は子供たちにウケると思う。絵全体は作りこみが細かいから大人向け。一場面一場面が絵になっていて、額に入れたいくらい」と舌を巻くと、「何枚かもらえないかな」とおねだり。ジョシュ監督から「もちろん」と快諾されると、「やった! 言ってみるもんですね」と手放しに喜んだ。
そんな二人の声を、ジョシュ監督とマークプロデューサーは、「パーフェクトです。それぞれの役柄のエッセンスや感情をしっかり捉えていたと思います」と褒め称えた。
新加入の竜星は「幼い頃からこの作品があって、一緒に成長してきて、まさか新しい作品の一員になれると思っていなかったので、ここにいることが感動的」と喜ぶと、「(フォーキーは周りのオモチャたちを)かき乱しながらも憎めない愛嬌がある。僕も通じるものがあるかなぁ」とにんまり。ダイアモンド☆ユカイは主題歌を披露した。(取材:錦怜那)
映画『トイ・ストーリー4』は7月12日公開