実写版アラジン「スピーチレス」歌唱シーン、1カットで撮影されていた!
ディズニー実写版『アラジン』でナオミ・スコット演じるヒロイン・ジャスミンが新曲「スピーチレス~心の声」を力強く歌い上げるシーンは、1カットで撮影された。ナオミ本人がインタビューで語っている。
「スピーチレス」は、アニメーション版も手掛けたディズニー音楽の巨匠アラン・メンケンが作曲、『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』のベンジ・パセックとジャスティン・ポールが作詞したオリジナル曲。王国を乗っ取ろうと企む大臣ジャファーの罠によって幽閉されそうになるジャスミンが、自らの信念を貫くべく衛兵の手を払いのけてソロで「スピーチレス」を歌い上げるシーンは本作のハイライトの一つで、多くの観客を感動させている。
Hollywoodstreamsの公式YouTubeチャンネルには、ジーニー役のウィル・スミスがジャスミン役のナオミ&アラジン役のメナ・マスードにインタビューする動画が掲載されており、その中でナオミは「スピーチレス」をどう撮影したかに言及。「とてもクールだったのは、1カットで撮影したこと。手持ちカメラが3分16秒にわたってわたしを追ってくるという感じだから、(集中して)自分のゾーンに入る必要があった」と説明する。
曲の前半に至っては撮影現場でライブで歌ったといい、ナオミは「動き回るシーンだから声をコントロールしないといけないし、曲にもちゃんと入り込まないといけなかった」とその難しさを吐露。しかし「全身全霊でやった」このシーンの出来にはかなり満足しているといい、ウィルとメナも「本当に素晴らしかった」と彼女を称賛した。
「スピーチレス」を生み出した巨匠アラン・メンケンも以前、ナオミについて「オーディションのテープを聴いた時から良かったんだ! 実際に会ってみると、その美しさとカリスマ性に驚かされた。正に光り輝いていたね。スクリーンに映る彼女は本当に素晴らしいよ!」と語っていた。『アラジン』は日本でも大ヒットを続けており、公開4週目となる前週末で興行収入72億円を突破。最終興収100億円超えも現実味を帯びてきている。(編集部・市川遥)
映画『アラジン』は公開中