マッツ・ミケルセンの北極サバイバル映画、11月8日公開 来日も決定!
海外ドラマ「ハンニバル」シリーズや映画『ドクター・ストレンジ』などで知られる“北欧の至宝”ことマッツ・ミケルセンの主演作が『残された者-北の極地-』の邦題で11月8日より公開される。また、9月14日、15日に開催される「ハリウッド・コレクターズ・コンベンション」で約2年ぶりに来日することも明らかになった。
本作は、飛行機が墜落し、北極地帯に一人取り残された男のサバイバルを描く物語。パイロットのオボァガード(マッツ)は、壊れた飛行機をシェルター代わりにして、荒野を歩き回り、魚を釣り、救難信号を出す日々のルーティーンをこなしながら救助を待っていた。しかし、ようやく救助に来たヘリコプターは強風のため墜落。女性パイロットが瀕死に陥ったことから、自らの足で窮地を脱する決意をする。
第71回カンヌ国際映画祭のアウト・オブ・コンペティションとして、ミッドナイト・スクリーニングにてお披露目された本作は、説明的なセリフや映像表現を排除することで観客に「自分だったら」と考えさせる体感型映画を目指した。平均気温マイナス30℃、刻々と変わりゆく天候の中で行われた撮影は、マッツにとって「これまで経験した中で最も過酷な撮影」だったそう。
監督はブラジル出身のジョー・ペナ。製作総指揮に「ハンニバル」のマーサ・デ・ラウレンティスが参加し、映画『グレイテスト・ショーマン』などを手掛けるジョセフ・トラパニーズが音楽を担当。ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のスタッフが名を連ねる。
なお、マッツはNetflixオリジナル映画『ポーラー 狙われた暗殺者』でも、雪の中で裸で格闘を繰り広げる暗殺者を大熱演。今後は、旧約聖書をベースにした異色ドラマ『アダムズ・アップル』(10月公開)、『潜水服は蝶の夢を見る』などのジュリアン・シュナーベル監督による伝記ドラマ『永遠の門 ゴッホの見た未来』(11月8日公開)などの公開を控えている。(編集部・石井百合子)
映画『残された者-北の極地-』は、11月8日より新宿バルト9ほか全国公開