セクゾ佐藤勝利、映画単独初主演!キンプリ高橋海人は映画初出演!新作『ブラック校則』
11月1日に公開される新作映画『ブラック校則』で、Sexy Zone の佐藤勝利が映画単独初主演を務めることが明らかになった。今作で King & Prince の高橋海人が映画初出演を果たすこともあわせて発表された。
【写真】佐藤勝利と橋本環奈のW主演作『ハルチカ』(2017)
「セトウツミ」で注目を浴びたマンガ家の此元和津也がオリジナル脚本を手がける本作。学生たちを縛り付ける理不尽な校則、“ブラック校則”に対して「こんなブラックな校則に黙ってなんかいられない!」と立ち上がる高校生の姿を描く恋と友情の青春ストーリーとされている。佐藤は“ブラック校則”のもとで学生生活を送る無個性集団の中で一際存在が空気のような高校2年生の小野田創楽(そら)を、高橋は創楽と同じクラスの親友で教室の空気を読まず、いつも予測不能な行動で周囲を驚かせる、創楽とは正反対の男子・月岡中弥(ちゅうや)を演じる。
創楽と中弥には気になる女子生徒がおり、生まれ持った栗色の髪を黒く染めることに反発し、不登校気味で学校に馴染めない彼女の存在が、2人に「ブラック校則をぶっ潰す」という決意をさせるという。佐藤は「漫画のような展開の面白さと小説のような深さがあって、すごくワクワクしながら読みました」と脚本について紹介。高橋は「『ブラック校則』に立ち向かう高校生たちのストーリーなので、演じる上で難しい部分もあると思いますが、僕らでコミカルさも伝えながら楽しい作品にしていけるかが勝負だなと思ってます」と語っている。
メガホンを取るのは映画『いちごの唄』やドラマ「トドメの接吻(キス)」などを手がけてきた菅原伸太郎監督。「野ブタ。をプロデュース」など多数のヒットドラマを世に送り出してきた河野英裕がプロデューサーを担当している。撮影は8月上旬にクランクインし、都内近郊での撮影を経て9月にクランクアップする予定。(高橋海人の「高」は「はしごだか」が正式表記)(編集部・海江田宗)
以下、キャスト・スタッフのコメント全文
■佐藤勝利
「セトウツミ」を描かれた此元さんの脚本は、漫画のような展開の面白さと小説のような深さがあって、すごくワクワクしながら読みました。僕は久しぶりの学園ものですし、同世代の俳優の皆さんとのお芝居がとても楽しみです。そしてなにより、カイと一緒に作品を作れるということで、フレッシュなエネルギーがたくさん詰まった、素敵な作品にしたいと思ってます!
■高橋海人
「ブラック校則」に立ち向かう高校生たちのストーリーなので、演じる上で難しい部分もあると思いますが、僕らでコミカルさも伝えながら楽しい作品にしていけるかが勝負だなと思ってます。僕は映像作品に出させてもらうのが2回目なのですが、“ずっと映画にも出たい!”と思っていたので、撮影も楽しみです。作品の魅力を100%伝えられるように、死ぬ気で頑張ります!
■脚本:此元和津也
このお話をいただいた時、正直なんか古いなと思いました。勝てるか勝てないか別として現在では色んな手段があると思います。舞台に上がることすらできない時代でもありません。学校だけじゃなく世の中の理不尽なルールに声をあげようとしている人、あげられない人、疑問すら抱いてなかった人、みんなに観ていただきたいです。とか書いてるうちにこの問題は古い新しいではなく普遍的なんだなと思いました。
■監督:菅原伸太郎
「セトウツミ」、大好きで、ちょいちょい読み返してました。そんな此元さんが書く脚本、とても面白いです。なので、今とてもプレッシャーを感じています。佐藤勝利さんと高橋海人さんという頼もしい2人なら何とかしてくれると信じています。僕も割と最低な青春(男子校、モテない、金ない、勉強ばっかり)を過ごしてきました。あまり良い思い出がないです。今作でもう一度、過去にリベンジするつもりで、とにかく頑張ります。
■プロデューサー:河野英裕
「野ブタ。をプロデュース」というドラマを作っている時、世の中からいじめがちょっとでもなくなればと思ってましたが、今でもいじめはなくなりません。この『ブラック校則』でも理不尽な校則や目に見えない圧力みたいなものが、少しでも減ったらと思っていますが、きっとビクともしないでしょう。ただ、好きな歌を心の中で歌ったり好きな漫画の一コマを思い出したり、そんな時少し元気が出るように、創楽と中弥の2人が笑って泣いてバカやって必死に走り回る姿を思い出したら、まあなんとかなるか、と思えるような物語になれるように、キャスト・スタッフ全員で頑張ります。一人でも多くの人に観てほしいです。