ブラック・ウィドウ単独映画の映像がコミコンで公開!ホークアイ主役ドラマも正式発表
スカーレット・ヨハンソン主演のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『ブラック・ウィドウ(原題) / Black Widow』が2020年5月1日に全米公開されることが、現地時間20日、アメリカ・サンディエゴで開催中の「コミコン・インターナショナル2019」で正式発表され、映像が初公開された。またこの日は、ナターシャと縁の深いホークアイ(ジェレミー・レナー)が主役のドラマシリーズ「ホークアイ(原題) / hawkeye」の2021年秋配信も正式発表された。
『アイアンマン2』(2010)での初登場から、約10年を経ての単独映画。しかしスカーレットは、「10年前に、この映画の彼女を演じられたとは思えない。きっと、全く違う映画になっていたでしょうね」と冷静に分析。映画はブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフの過去にフォーカスした作品になるようで、「彼女の欠落した一面を見せることができるのがうれしいわ」と語る。
パネルには、スカーレットのほかデヴィッド・ハーバー、フローレンス・ピュー、O・T・ファグベンル、そしてレイチェル・ワイズら主要キャストが登壇し、特別映像も公開。MCUにおけるブラック・ウィドウの活躍を収めたモンタージュ映像に続き、ブダペストにおける、フローレンスが演じる新キャラクター、エレーナとナターシャの激しい格闘が映し出される。ピューいわく、エレーナはナターシャの妹のような存在であるとのこと。メインの時間軸は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』後になるようで、悪役としてタスクマスターが登場することも判明した。
一方、大歓声のなか観客席から登壇したジェレミーは、ドラマの詳細については明かさなかったものの、「少なくとも僕は、ホークアイのことを、スーパーパワーを持たないスーパーヒーローだと思っている。そして、スーパーパワーなしでスーパーヒーローになることを、ほかの誰かに伝えるんだ」と証言。Varietyなどが報じていたように、“ホークアイ”の名前を誰かに受け継ぐ展開になることを予感させた。(編集部・入倉功一)