生田斗真、4年ぶり連ドラ主演 ニートのへりくつ男役「俺の話は長い」10月期放送
俳優の生田斗真が、10月期に日本テレビ系で放送される「俺の話は長い」(毎週土曜夜10時~10時54分)で約4年ぶりに連ドラ主演を務めることが24日、同局より発表された。生田が演じるのは、7年前から無職のニート。屁理屈で自分のダメさをごまかしてきた彼が、転がり込んできた姉家族によって人生の転機を迎える。脚本は、生田が出演した2009年放送の月9「ヴォイス -命なき者の声-」(フジテレビ系)や、「もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~」(2018・日本テレビ系)などを手掛けた金子茂樹。
本作は、生田演じる31歳、独身の岸辺満(きしべ・みつる)を主人公にした家族ドラマ。大学卒業後、コーヒーにはまり起業したものの失敗。今は喫茶店を営む母親に頼って暮らす彼が、マイホーム建て替えのために一時的に転がり込んできた姉、義理の兄、めいとの摩擦によって変化していくさまをコミカルに描く。
生田にとって連ドラ主演は2015年放送の「ウロボロス ~この愛こそ、正義。」(TBS系)以来。日本テレビの連ドラ主演は初となる。先ごろ大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~」でマッチョなスポーツマンにふんし話題を呼んだ生田が、いわゆるダメ男に挑戦。「岸辺満のダメな部分は、僕にもあるなと……。休みの日なんかはダラダラし過ぎて、何もしてない間に夜になってたとか、髪もボサボサで1日中居たりなんて事もあるので、そういった意味では今までずーっと役作りをしてたと言えますね(笑)。満の持つ脱力的な雰囲気を出せるよう、意気込み過ぎず、肩の力を抜いて演じていきたいと思っています」と心境を語る。
プロデューサーの櫨山裕子は、生田に「今回主演を演じていただく生田さんは『こ憎たらしいけどちっちゃい』性格の、ムダに話が長い主人公『満』を余すところなく魅力いっぱいに演じ切っていただきたいと思っています(笑)」と期待を込めている。
演出を、「世界一難しい恋」(2016)、「もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~」、「母になる」(2017)などの日本テレビ系ドラマで度々名を連ねてきた中島悟、丸谷俊平が務める。(編集部・石井百合子)
「俺の話は長い」は2019年10月期、毎週土曜夜10時~10時54分、日本テレビ系で放送