ベネチア映画祭で最新の日本映画を上映へ!「ジャパン・フォーカス」
第76回ベネチア国際映画祭
イタリアで現地時間8月28日から開催される第76回ベネチア国際映画祭の公式イベントとして、日本映画の特集上映&交流イベント「ジャパン・フォーカス」が9月2日と3日の2日間にわたって行われることが明らかになった。
【動画】上映作の一つ『人間失格 太宰治と3人の女たち』予告編
日本とイタリア間の映画・映像分野における関係強化を図るために主催のANICA(イタリア映画・マルチメディア産業協会)とともに共催を担う公益財団法人ユニジャパンによると、現時点での上映予定作品は『人間失格 太宰治と3人の女たち』(蜷川実花監督)、『楽園』(瀬々敬久監督)、『カツベン!』(周防正行監督)。
世界三大映画祭のひとつであるベネチア映画祭で、日本映画の最新作を集めて上映会を実施するのは今回が初めての試み。9月2日には作品の関係者による合同記者会見も開かれる予定だ。
小栗旬の主演作『人間失格 太宰治と3人の女たち』(9月13日公開)は作家・太宰治の「人間失格」誕生に迫るドラマで共演は宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみ。『楽園』(10月18日公開)は吉田修一の短編集「犯罪小説集」の一部を綾野剛主演で映画化した作品。『カツベン!』(12月13日公開)は『Shall we ダンス?』『舞妓はレディ』などで知られる周防監督の最新作で、主演は成田凌が務めた。(編集部・海江田宗)