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アル・パチーノ×デ・ニーロのNetflix映画、NYでプレミア

マーティン・スコセッシ監督のNetflix映画で共演するアル・パチーノ&ロバート・デ・ニーロ
マーティン・スコセッシ監督のNetflix映画で共演するアル・パチーノ&ロバート・デ・ニーロ - Shareif Ziyadat / Getty Images for DeLeon Tequila(デ・ニーロ)Taylor Hill / FilmMagic / Getty Images(アル・パチーノ)

 映画『タクシードライバー』『レイジング・ブル』『ギャング・オブ・ニューヨーク』などで知られる巨匠マーティン・スコセッシの新作『ジ・アイリッシュマン(原題)/ The Irishman』が、第57回ニューヨーク映画祭のオープニングナイトを飾ることが決定した。同映画祭を主催するフィルム・ソサエティー・オブ・リンカーン・センターの公式サイトで明らかになった。

【作品写真】ロバート・デ・ニーロと前回タッグを組んだ作品『カジノ』

 『ジ・アイリッシュマン(原題)』は2008年から企画されてきた作品で、一時期は米パラマウントが北米配給権を、STXエンターテインメントが残りの世界配給権を所有していた。しかし、スコセッシ監督の映画『沈黙-サイレンス-』の興行的失敗が関係したようで、米パラマウントが退き、新たにNetflixのもと製作された。

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 本作は、チャールズ・ブラントが執筆したノンフィクション「アイ・ハード・ユー・ペイント・ハウゼズ(原題) / I Heard You Paint Houses」を基に、実在したマフィアの殺し屋フランク・シーラン(別名「アイリッシュマン」)の半生を描いた作品。フランク・シーランは、全米トラック運転組合(チームスター)幹部の傍らでブファリーノ・ファミリーと共に犯罪に手を染め、彼が関与した事件の中には全米トラック運転組合の委員長を務めたジミー・ホッファの暗殺も含まれていた。晩年のシーランの回想という形を取りながら、ホッファ暗殺の真実や労働運動とマフィアの結びつきを描くようだ。

 キャストは、ジミー・ホッファ役にアル・パチーノ、フランク・シーラン役にロバート・デ・ニーロが決定。

 同作は、9月29日(現地時間)ニューヨークのリンカーン・センターにあるアリス・タリー・ホールでワールドプレミアが行われ、その後、Netflixで配信されることになっている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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