『ワイルド・スピード』あの人気キャラの無残な死に正義は下される…脚本家が約束
映画『ワイルド・スピード』シリーズファンをやきもきさせてきた人気キャラクター・ハン(サン・カン)とショウ(ジェイソン・ステイサム)の扱いについて、シリーズの脚本家クリス・モーガンがEW.comに語った。
『ワイルド・スピード』は、ヴィン・ディーゼル演じるドミニク率いる“ファミリー”の絆を迫力満点のカーアクションと共に描く大ヒットシリーズ。ホブス(ドウェイン・ジョンソン)とショウをメインに据えたシリーズ初のスピンオフ映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』が8月2日に日本公開を控えているほか、シリーズ第9弾の制作も始まっている。
最初は悪役としてシリーズに登場したショウだが、次第にチームの一員となって『スーパーコンボ』ではヒーローのような立ち位置に。しかし多くのファンにはショウがファミリーの一員であるハンを殺した張本人という事実が引っかかっており、「justice for Han(ハンに正義を)」と声を上げていた。
モーガンはファンからの声はしっかり耳に届いているとした上で、彼自身もハンというキャラクターを愛しているとコメント。「ショウが辿ることになる旅路は、このフランチャイズで最も興味深く、クールで、価値のあるものの一つになると思う。『ハンに正義を』というアイデアは僕たちがとても長い間話し合ってきたものでもあり、正しく扱いたい。観客は満足してくれると思うし、その日(正義が下される日)は近づいていると知っていてほしい」と明言した。
『スーパーコンボ』にもショウが「俺は償わなくちゃならないことも、やってきた」と言うシーンがあるが、このセリフはハン殺害のことを指しており、ショウはその過去に苦しめられているのだという。モーガンはかつてハンのシリーズ復帰をほのめかしたこともあったが、近い将来、彼は死からよみがえって復讐を果たすことになるのだろうか……?(編集部・市川遥)