真実を盗み出せ。山崎まさよし『影踏み』予告編公開
孤高の泥棒役で山崎まさよしが主演を務める映画『影踏み』より、山崎が本作のために書き下ろした主題歌「影踏み」を使用した予告編が公開された。あわせて「真実を盗み出せ。」というコピーが印象的な本ポスターが公開され、公開日が11月15日に決定したことが発表された。
横山秀夫のミステリー小説が原作となっている同作は、名曲「One more time,One more chance」「セロリ」などで知られる山崎が、証拠も残さず決して口を割らない、高く強固な壁を思わすしたたかさかから、真壁修一という名前をもじって“ノビカベ”とあだ名される凄腕の泥棒を演じる作品。ある夜、修一が侵入した家で放火を止めたことから、20年前に起きた事件で止まっていた歯車が再び動き出す。
この度公開された予告編は常に緊張に覆われており、修一の恋人・久子役の尾野真千子、弟・啓二役の北村匠海、事件の鍵を握る女役の中村ゆりなどが次々に登場する。主題歌「影踏み」が流れる中、「心に抱えたままの罪」「これは贖罪(しょくざい)なのか」という言葉が映し出される。
メガホンを取ったのは山崎とは『月とキャベツ』以来のタッグとなる『真夏のオリオン』『花戦さ』などの篠原哲雄監督。竹原ピストル、中尾明慶、滝藤賢一、鶴見辰吾、大竹しのぶらも出演しており、今回の予告編の中でもそれぞれが存在感を放っている。オール群馬ロケが敢行されており、群馬では11月8日から先行上映される。(編集部・海江田宗)