「ONE PIECE」ブルック役のチョー、ブルックは表情がないのがイイ!
尾田栄一郎が原作のテレビアニメの放送20周年を記念した『劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』』(8月9日公開)。個性派ぞろいの“麦わらの一味”の中でも「特に特殊」。陽気なホネ人間の戦うガイコツ音楽家・ブルックの声を担当しているチョーが、ブルックや「ONE PIECE」という作品についてインタビューに応じた。
チョッパー、ロビン、フランキー、ブルックのインタビュー【動画】
ブルックのように陽気で、インタビュー中も終始笑顔だったチョー。今作の台本について聞かれると「いっぱい戦ってるな~いっぱいキャラクター出ているな~と。あと出番少ないなと思いました(笑)。でもそれで僕はいいんです!」と語った。そして世界中の海賊たちが集う祭典「海賊万博」を舞台にした今作でのブルックの見所はなんと「オナラ」だという。
「今回の注目ポイントはオナラ。どんな音がでるのかは僕はまだ聞いていないんです。監督の大塚(隆史)さんがどんな音かは決めると思うのですが、僕のイメージの中では『プッス』か『プスー』だと思います」
「(ブルックは)なんでオナラするんでしょうね! 骨だから胃と腸はないのに出すものは出す。不思議ですね~! 骨なのに出してすみません(笑)。(尾田先生的には)そういうことは置いておいてってことなんでしょうかね」
一度魂が黄泉の国に行ってからヨミヨミの実によって戻ってきているブルックは、骨とアフロという体のため、ほかキャラクターと比べて表情の幅は圧倒的に少ない。その分、声の負担は大きそうだがチョーは「表情がないのがイイですね!」と大きく表情を変えながら説明した。
「表情がないということは、どんな風に言ってもいいことだと思っているんです。表情で涙を流している時はやっぱり涙を流さなくてはいけない。だから(表情がないことは)自由度があります。仮面をかぶっているようなものです。喜んでもいいし、悲しんでもいいし、その中間でもいい。それによって『チョーさん違いますよ』と言われる場合もあるのですが(笑)。とにかく(表情に)制約されないんです」
「ONE PIECE」への思いを聞かれ「自分自身、アニメで10年以上続いている作品はないので特別です。当たり前のようにやっている。1年とか2年とか出番がない時も、ずっとやっているような感じがします。その感覚がいいなと思います」と話したチョー。今作については「(指原莉乃が声を担当した)歌姫アンが好きです! ブルックと一緒に歌いたかったです!」と語っていた。(編集部・海江田宗)