高橋一生×蒼井優『ロマンスドール』来年公開に!ピエール瀧逮捕で
高橋一生と蒼井優が共演した映画『ロマンスドール』(タナダユキ監督)の公開が、今年秋から2020年正月第2弾に延期されたことが明らかになった。同作には麻薬取締法違反で逮捕・有罪判決を受けたピエール瀧が出演しており、事件発覚後、製作委員会は対応について協議を重ねてきた。
『ロマンスドール』製作委員会はこのたび、「公開を希望するたくさんの声を頂き、再撮影は行わず、2020年正月第二弾に延期し全国公開することとなりました」と発表。「無事に劇場公開できる運びとなった事を製作委員会一同感謝申し上げるとともに、引き続き応援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます」と声明を出した。
タナダユキが自身初のオリジナル小説を、自ら脚本・監督を務めて映画化した本作。主人公はラブドール職人であることを妻に隠し続けてきた哲雄(高橋)で、ドール作りにのめり込むあまり、恋焦がれて結婚したはずの園子(蒼井)との関係にも危機が訪れて……。二人がすれ違い、もがきながらも、夫婦として本当の幸せを見つけていく姿を描いた大人のラブストーリーだ。
ピエール瀧の出演作では、NHK大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~」は代役を立てて続行され、映画『麻雀放浪記2020』(斎藤工主演、白石和彌監督)は編集や再撮影を行わずノーカットで、『居眠り磐音』(松坂桃李主演、本木克英監督)は代役を立てて再撮影を行い、どちらも当初の予定通り公開された。映画『宮本から君へ』(池松壮亮主演、真利子哲也監督)も改編及び追加撮影を行わず、9月27日に公開されることになっている。(編集部・市川遥)
映画『ロマンスドール』は2020年正月第2弾全国公開