過激作「ザ・ボーイズ」出演、メグ・ライアンの息子に注目!
欲と名声にとりつかれたスーパーヒーローと、彼らに立ち向かう集団との対立を描く Amazon Prime Video で配信中のドラマ「ザ・ボーイズ」。本作に出演している、デニス・クエイドとメグ・ライアンの息子であるジャック・クエイドに注目したい。
アメリカのコミックを基にした本作は、「ザ・ボーイズ」と呼ばれるグループが、腐敗したヒーロー集団「セブン」に立ち向かうさまを描く。家電販売員のヒューイ・キャンベルは、目の前で彼女のロビンを「セブン」の1人であるAトレインに殺される。失意のヒューイは、「ザ・ボーイズ」のリーダーであるブッチャーと出会い、スーパーヒーローたちと、彼らを雇い莫大な利益を上げるヴォート社の実態を知るのだった。
スーパーヒーローによって人生を狂わされた青年ヒューイを熱演したジャックは、ハリウッドで活躍するデニスとメグの息子で、現在27歳。『ハンガー・ゲーム』(2011)でスクリーンデビューを果たし、『ローガン・ラッキー』(2017)、『ランペイジ 巨獣大乱闘』(2018)などに出演してきた。SNS上には、デニスとメグの息子だと知らなかったという声や、「両親の面影がある」といったコメントも見受けられた。
また、本作には日系アメリカ人女優・福原かれんも出演。福原は、異常な身体能力を持つキミコという謎に包まれた女性を演じる。ヒューイの父親にふんするのは、『ミッション:インポッシブル』シリーズなどで知られるサイモン・ペッグ。「ザ・ボーイズ」のメンバー、ブッチャー役を『スター・トレック』シリーズのカール・アーバン、フレンチー役をトマー・カポン、マザーミルク役をラズ・アロンソが務める。
ドラマが配信されると、スーパーヒーローの先鋭集団「セブン」のメンバー、ホームランダー(アントニー・スター)、クイーン・メイヴ(ドミニク・マケリゴット)、ディープ(チェイス・クロフォード)らが、有名なスーパーヒーローに似た出で立ちだと話題に。近年、多くのスーパーヒーロー作品が作られるなか、本作の“ヒーローが悪”という斬新な設定や、過激なブラックユーモアは多くの人にとって新鮮であるようだ。
なお、本作はシーズン2が現在撮影中。キャストたちがSNSなどに仲良く撮影のオフショットを公開している。(編集部・梅山富美子)