スター・ウォーズ実写スピンオフ「マンダロリアン」予告編が初公開!
現地時間23日、ディズニーの動画配信サービス「Disney+」で11月12日からサービススタートと同時に配信される実写ドラマシリーズ「ザ・マンダロリアン(原題) / The Mandalorian」の予告編が、アメリカ・アナハイムで開催中のディズニーファンイベント「D23 Expo 2019」内で初公開された。
本作は、銀河帝国が敗退した『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』(1983)の戦いから5年後、新共和国も関知していない銀河の果てを舞台に、ジャンゴ・フェット、ボバ・フェットに続く一匹狼の戦士の戦いを描くドラマシリーズ。製作総指揮と脚本は『アイアンマン』『ライオン・キング』などを監督したジョン・ファブローが務める。
ファブローはこの日、共に製作総指揮を務めるアニメ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』のデイヴ・フィローニとステージに登壇。本作では、銀河帝国という”中央政府”の役割を果たす存在が無くなったことによる混乱期が描かれるという。「クラシックの時代劇や西部劇の世界だ。ガンファイターが歩き回り、人々は自衛のため武装し、安全なコミュニティーを構築しようとしている。危険な時代なんだ」
それだけに、予告編に映し出されるのは、一癖も二癖もありそうなキャラクターばかり。往年の西部劇のような銃撃戦や、骸骨のように串刺し状態で並べられたストーム・トルーパーのヘルメットや、カーボンフリーズ(炭素冷凍)されたエイリアンたちの姿など、ハードなビジュアルが並ぶ。
主人公を演じるのは『キングスマン:ゴールデン・サークル』などのペドロ・パスカル。そのほか女性戦士カラ・デューン役でジーナ・カラーノ、賞金稼ぎの元締めグリーフ役でカール・ウェザース、さらにドイツの名匠ヴェルナー・ヘルツォークらが出演する。
各エピソードの監督には、デイヴのほか『マイティ・ソー バトルロイヤル』のタイカ・ワイティティ、『DOPE/ドープ!!』のリック・ファムイーワ、名匠ロン・ハワードの娘で女優のブライス・ダラス・ハワード、「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」のデボラ・チョウら精鋭たちが名を連ねている。
この日のステージには、ペドロ、ジーナ、カール、そしてタイカも登壇。タイカは監督だけでなく、予告編にも登場する賞金稼ぎのドロイド、IG-11の声も担当していることが明かされた。(編集部・入倉功一)