『ライオン・キング』佐藤二朗&ミキ亜生、息ぴったりな“師弟関係”
ディズニー最新作『ライオン・キング』のプレミアム吹き替え版で、プンバァとティモンの声を務めた佐藤二朗とミキ・亜生がインタビューに応じ、アフレコを振り返った。
ディズニーの名作アニメーションを、実写もアニメーションも超えた超実写版としてよみがえらせた本作。プンバァとティモンといえば、主人公シンバが父を亡くした失意の中で出会う、陽気なイボイノシシとミーアキャットのコンビだ。
アフレコは二人別々で行われたが、本格的な吹き替えに初挑戦したティモン役の亜生は「僕は本当に毎回、二朗さんはどんな感じで録ってはるんですか? って聞いて、勉強させてもらって、こういう言い方があるんやって。初めてでわからないので、すごいなって。(佐藤は)本当に師匠」と尊敬のまなざし。
一方、プンバァ役の佐藤は「まあまあ、否定しません。弟子です!」と認めるも、亜生が「あ、弟子で認定してもらった!」と喜ぶと、「いや、弟子にするかどうかも、ちょっと検討中で」と撤回。すかさず亜生が「してくださいよ!」とツッコむなど、すっかり漫才コンビのように息の合った様子を見せていた。
また、佐藤は「お兄ちゃん(亜生の相方で兄の昴生)はまだ虎視眈々とプンバァの役を狙っているらしい。もう間に合わんで、とさっき説教したんですけど」と明かすと、亜生は「(兄は佐藤に)『病気ということにしてください』って……」と告白。それに対し、佐藤は「仮に病気したとしても、もう(佐藤の声を)録っているから。体を張って阻止しようと」と断固拒否していた。(取材・文:編集部・中山雄一朗)
映画『ライオン・キング』は公開中